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ZIPANG-9 TOKIO 2020 紫外線対策に伝統工芸品を❣❣❣柔らかな織りで仕上げた久留米絣(かすり)のストールが、新たに登場!

2024.05.26 10:50


令和6年1月1日午後4時10分頃発生した、能登半島地震で被害を受けた皆さまに、
心よりお見舞い申し上げます。(編集局)


久留米絣 製造工程の一つ、天気にも左右される


福岡県南部で220年受け継がれている伝統工芸品の綿織物、久留米絣(かすり)を現代のライフスタイルにリプロダクトした製品を製作・販売するTAKUMI Collection(タクミコレクション、代表:榎本 敬子)が、通常より柔らかな織りで仕上げる甘織の技術を使った久留米絣(かすり)のストールを2024年4月30日発売しました。


美しい文様を身にまとい、日本の伝統美を海外の人々にもPRしたい。


紫グラデーション


模様が見えるようにまとった紫グラデーション


【久留米絣(かすり)とは】

久留米絣(かすり)は、国指定の伝統工芸品であり、重要無形文化財として知られています。
一般的には高価で貴重なものと思われがちですが、実際には昔から庶民に親しまれ、日常生活に根付いた綿織物です。


その魅力は、手入れが簡単でありながら肌触りが良く、吸水性と放湿性を兼ね備えた機能的な素材であること、そして美しい染色と独特の紋様が今でも人気を博している点にあります。


先に糸を染める事で紫外線を通しにくい久留米絣(かすり)


機にかけられる紫グラデーション


【新商品・久留米絣(かすり)のストール】

気温が高くなり汗ばむ季節であるこの時期、久留米絣(かすり)のもんぺを愛用する絣(かすり)ファンが増えています。そんな中で、久留米絣(かすり)を現代のライフスタイルに合わせ、若い世代にも親しんでもらえるアイテムを企画・製造しているTAKUMI Collectionは、久留米絣(かすり)では珍しい「甘織」という技術を用いて作られたストールを2024年4月30日に発売しました。


久留米絣(かすり)はどの工程においても熟練の技術が必要ですが、甘織になると柄合わせがさらに難しくなります。しかし、久留米絣の魅力の一つである独特のかすれ模様を表現したいと考えています。


現在、円安の影響もあり、世界中から多くの方々が日本を訪れています。そうした方々に、日本の技術と伝統美を体感していただきたいという思いから、難しいが模様も織り込んだ甘織の反物製造を野村織物(広川町)に依頼しました。


ストールは日本だけでなく、世界中の女性に愛用されるファッションアイテムです。着物を自国に持ち帰ることは難しいですが、ストールなら普段使いできるアイテムとして持ち帰っていただけます。身に着けて愛用していただくことで、さらに日本の文化を自国でも感じていただけることを願っています。



甘織だからこそ軽やかさがでるストールに


藍色グラデーション


◆商品概要

商品名 : 久留米かすりの柔らかストール/グラデーションフラワー

発売価格: 13,200円(税込)

サイズ : 200cm程度(フリンジ込)

柄展開 : 紫グラデーション/藍色グラデーション

販売場所: TAKUMI Collectionのオンラインストア及びお取扱店

      *お取扱店舗はTAKUMI Collectionへ

       メールにてお問い合わせください。



鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使


協力(敬称略)

紅山子(こうざんし)


※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。



アーカイブ リンク記事をご覧ください。


有松鳴海絞りを次の世代につなげるデザインの力


デュッセルドルフ アトリエにて デザイン…勿論、手仕事は有松鳴海絞りの基本です…


プロフィール

株式会社スズサン / suzusan GmbH&Co.,KG 代表取締役C E O兼クリエイティブディレクター。名古屋芸術大学テキスタイル学科客員教授。

1982年名古屋市生まれ。2003年に渡欧、サリー美術大学(イギリス)を経てデュッセルドルフ国立芸術アカデミー(ドイツ)にて立体芸術及び建築学科卒。2008年在学中にデュッセルドルフで『suzusan e.K.(現suzusan GmbH & Co. KG)』を設立し、オリジナルブランド『suzusan』の生産・販売を開始。ファッションとホームインテリア(クッションカバー、ブランケット、照明)でのデザインのディレクションを手がける。鈴三商店の5代目として有松鳴海絞りを次の世代につなげる活動も行っている。


デュッセルドルフ オリジナルブランド〈suzusan〉ショップ入口 (ディスプレイ)


日本の伝統技術をル―ツとし 先人らの叡智を受け継ぎながらも、[世界中のライフスタイルに合う商品を]というコンセプトのもと、風通しのいいデザインを心がけています。


suzusan 有松鳴海絞り ショール


アルパカやカシミヤなど、これまでは絞りでは通常使われなかった素材を用い、ストールをファッションに、照明をインテリアの分野まで展開を拡大。


suzusan 有松鳴海絞り 照明


その後ファッションは既製服全般を企画製造し、照明、ホームファブリックコレクションの 3 つのカテゴリーを展開しています。


suzusan  有松鳴海絞り バッグ


現在では 23 カ国以上で販売され、ファッションではパリの L’eclaireur やミラノの Biffi、インテリアではロンドンの Conran Shop など世界の名だたるブティックやセレクトショップで suzusan の商品が展開されています。


また、2012 年秋冬より、パリのファッションウィークにて展示会形式により展開をはじめ、その後パリとミラノで毎シー ズン継続してコレクションを発表。2014 年には英 Financial Times 誌が選ぶ、今後の活躍を期待する日本人デザイナー の4人に村瀬弘行が選ばれました。


2013年には、フランスを代表するラグジュアリーブランドのオートクチュールコレクションに絞りの生地を提供。Lacoste、Yohji Yamamoto やChristian Wijnants とのコラボレーションなどを手がけ、2016年には L’eclaireur が手がけたプロジェクトの 15 人のデザイナーに村瀬弘行が選出されるなど多岐にわたり活動を 広げています。


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


~日本人の心で世界をみる~

ZIPANG-6 TOKIO 2020 日本の魂が世界をつくる ❣…
https://tokyo2020-6.themedia.jp/posts/35743764



琉球の彩りあふれる染織物



国指定の伝統工芸品が16点ある沖縄。
そのうち染織物が13点も選ばれています。 ルーツや特徴、魅力を紹介します。


沖縄県立博物館・美術館の学芸員(美術工芸担当)で、
染織物の達人 篠原 あかねさんによると

伝統的染織物の宝庫・沖縄

陶芸や織物、染物など、数多くの伝統工芸が根付く沖縄。なかでも染織物は、10種以上が現在でも受け継がれています。


沖縄 紅型


「沖縄の染物といえば、華やかな色彩が印象的な『紅型』が有名ですが、織物も豊富です。素材は、『芭蕉』、『苧麻(ちょま)』、『木綿』、『絹』などがあり、『花織』、『かすり』などの多様な技術が彩られます。 沖縄本島でも北部、中部、そして南部にそれぞれ特徴のある織物があります。また離島でも、宮古島や八重山諸島には『上布』と呼ばれるものが、久米島では『久米島紬』が作られています。日本でもトップクラスの多さですよ」と話す篠原さん。


各地域に多彩な織り方があるのが特徴。例えば、那覇で織られている『首里織』には、浮き糸で模様を織りだす「花織」や、平織に経糸(たていと)だけを浮かせた「ロートン織」など7種以上の織りがあります。地域によって素材も織り方もさまざまです。

沖縄の染織物13種 美しい仕上がりで多くの人を魅了する沖縄の染織物。

沖縄で生まれ、受け継がれてきた13種をご紹介します。


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


奄美泥染めについて



奈良東大寺や正倉院の献物帳に「南島から褐色紬が献上された」との記録が残されています。 それが奈良朝(710~784年)の頃、約1300年ほど前になります。


そんな起源がある本場奄美大島紬は分担業で製織され、糸、絣染めを行う工程として泥染めを行います。 奄美大島に自生する車輪梅(方言:テーチ木)を煮出した染料(タンニン酸)と 亜熱帯気候、150万年前の古代地層などの影響で鉄分豊富な泥田で染め上げる手法です。


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


ZIPANG-4 TOKIO 2020 古代染色奄美大島紬&琉球の彩りあふれる染織物
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/8296756



経済産業省「 伝統的工芸品月間全国大会開催! 」



経済産業省は、伝統的工芸品の魅力をより積極的に国内外へ発信していくために、昭和59年から11月を「伝統的工芸品月間」と定め、全国各地において普及啓発事業を行っております。今年は福岡県や東京都の各地で様々なイベントを実施し、伝統的工芸品の魅力を発信します。


Ⅰ. 伝統的工芸品月間全国大会とは

伝統的工芸品月間の中心的な催事であり、昭和 59 年より実施しています。全国の伝統的工芸品が一堂に会した展示・販売・製作実演・製作体験等、経済産業省、(一財)伝統的工芸品産業振興協会(以下、伝産協会)、日本伝統工芸士会、自治体それぞれが主催する催事を併せて開催しています。初日には、記念式典(伝統的工芸品産業功労者等への経済産業大臣表彰)を実施します。


Ⅱ. 平成30年度 全国大会の概要

今年の全国大会は、昭和 63 年開催以来30 年ぶりとなる、福岡県で開催いたします。
「博多織伝来 777 年」、「久留米絣の考案者(井上 伝)没後150 年」、「小石原焼伝統産業会館20周年」などの節目を迎える本年に、大会の開催を通して、福岡から国内外へ向けて、伝統的工芸品の素晴らしさや日本の伝統文化の魅力を発信していきます。


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


ZIPANG-2 TOKIO 2020 経済産業省「 伝統的工芸品月間全国大会開催! 」のご案内
https://tokyo2020-2.themedia.jp/posts/5062913



※現在、2300件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。


ZIPANG-9 TOKIO 2020 (VOL-9)
https://tokyo2020-9.themedia.jp/


ZIPANG-8 TOKIO 2020 (VOL-8)
https://tokyo2020-8.themedia.jp/


ZIPANG-7 TOKIO 2020 (VOL-7)
https://tokyo2020-7.themedia.jp/


ZIPANG-6 TOKIO 2020 (VOL-6)
https://tokyo2020-6.themedia.jp/


ZIPANG-5 TOKIO 2020 (VOL-5)
https://tokyo2020-5.themedia.jp/


ZIPANG-4 TOKIO 2020 (VOL-4)
https://tokyo2020-4.themedia.jp/


ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)
https://tokyo2020-3.themedia.jp/


ZIPANG-2 TOKIO 2020(VOL-2)
https://tokyo2020-2.themedia.jp/


ZIPANG TOKIO 2020 (VOL-1)
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/