指導理念
2020.04.30 22:49
忍誠館は7支部12拠点で活動し、伝統空手道の裾野を広げていますが、共通の指導理念と訓示を各道場でも浸透させ、忍誠館の空手道を形作っています。それは競技としての空手道のみならず、一般社会における人格形成としての武道であり、礼節と感謝の心を育むことを常に心がけています。
ここではそんな忍誠館の指導理念と五訓を紹介します。
忍誠館空手道の指導
- 空手道に先手なし。空手道とは勝敗を究極の目的とする武術にあらず。
- 有形,無形の試錬を乗り越えて錬磨の汗の中から人格形成をはかろうとする武道である。
- 武道とは部術と精神の学びを通して人間形成を目指すもの、空手道もまた目的は人間形成であり、そのめざし歩む過程がみちである。道は目標に向かって到達するための歩む姿でありその先に人間形成という目標がある。
- 伝統ある日本の武道空手道はただ強さを求めるだけの攻撃的な武術ではなく、ただ勝敗をきめるだけのスポーツではない。己を磨き、人格形成を目指すための術、そして自分の肉体を使って自分の身を守るための護身術。礼節を重んじ感謝と思いやりのある人格育成を目指している。
空手道五訓 ~空手の目的~
少年部
1.すなおなれいぎただしいひとになること
1.けんこうなからだをつくること
1.だれとでもなかよくできる人になること
1.けんかやくちごたえをしないこと
1.がんばれるがまんづよい人になること
1.お父さんやお母さんのゆうことをよくきくこと
一般部
1.精神修養にあり
1.身体の練磨にあり
1.和合の精神を創るにあり
1.無謀をつつしむにあり
1.忍耐を創るにあり