【青い監獄党】契約満了議員のお知らせ
この度、青い監獄党では、トルコ大国民議会2023-24シーズンの契約期間満了に伴いまして、下記の議員と来シーズンの契約を更新しないこととなりましたのでお知らせいたします。
リント・アン・ホーカー
【生年月日】2006年2月7日
【出身地】トルコライスシティ
【身長/体重】162cm/42kg
【経歴】イズミル北高→青い監獄党
【政治活動記録】
大国民議会:1期1年
【コメント】
こんな道半ばで党を降りるとは思っていなかった。サッカー革命のロードマップは間違いなく想定通りの場所だった。しかし、自分の目に映る景色は間違いなく一方通行の行き止まりである。眼前には党幹部からの引導という名の高速パス。隣に立つ彼女も困惑している。オレ、こんな仕打ち初めてだよ…ハハ…。動揺を誤魔化しつつ高速パスを胸で受け取ると、それはプロの世界では避けて通れない引退勧告の四文字だった。しかし、サッカー主義の風向きは想像以上に強い。彼女もまた、サッカーがこの国を変えると信じている。もう家に帰ろうと考えたとき、彼女の方を向くと穏やかながらも希望を持った目で不思議そうに僕を見てくる。そんな不審な彼女を縄で縛り、土に埋めて満足した僕は、少し静かになったのでようやく、帰路に着くことにした。道中、折角なので今日は久しぶりに遊んで帰ろうと決め、アンカラ行きの普通列車に乗り込む。次の駅でホームを2つ跨いで、街外れの競技場に到着した。ここでは1試合90分のチケットを購入すると、女性と夜のフットボールを楽しむことができる。我ながら初々しいと思いながら、受付に貼っている女の子の写真に目を向けている。そこに書かれていたのは"緩急自在、繊細なタマ捌き"と、どこにいても切れないサッカーとの縁を憂鬱に思いながらも、好みの女の子を指名した。しかし、やってきたのは、見た目はまあ普通なのだが、愛想もなく非常に態度の悪い女性であった。営業トークも無く、ほぼ無言で体を洗われた僕は、"やることを済ませてすぐに帰ろう"と決めた。彼女の側も同じ考えであったようで、適当に前戯を済ませたあとで、"いれてください"とぶっきらぼうに言うと、身体を投げ出し、仰向けになった。それならばと僕も上にまたがり、身体を動かしたのだが、彼女の態度の悪さに加え、契約満了が頭をよぎり、一向に気持ちよくならない。彼女の肌には、サッカーボールのタトゥーが6つもついており、おかげで余計に萎えさせられた。全力で腰を振り続けるも虚しく、ゴールを決めれぬままハーフタイム。しかし、ぜいぜいと肩で息をする僕を見る彼女の目は、希望に満ちていたのだった。僕は、咄嗟に彼女の肩に触れて自分の前へと動かす。そして彼女に"後半の勃ち上がりに期待です…"という謎の指令を出し、サッカー改革の決意を新たにするのだった。