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Yasmine.Handworks

『日本文学全集』を借りに借りる

2024.05.26 15:18

雛罌粟(コクリコ)の素材探しに、

今日も、古典の森に潜る🌳


池澤夏樹・編『日本文学全集(全30冊)』なるものを見つけて、

わー!図書館でごっそり借りてきて、

付箋を貼って、ひたすら読む。

ときどき声に出してことばのリズムを味わってみる。

途中でチーズスフレプリンなど食べながら🍮


『日本文学全集』は、作家の池澤夏樹さんが、

それぞれの古典の翻訳を今の時代の作家や詩人、歌人などに

新翻訳を依頼して個人で編纂したもの。

作品と作家のマッチングも面白さのひとつ。


例えば、『宇治拾遺物語』を町田康さんが、

『枕草子』は酒井順子さんが、

『更級日記』は江國香織さんが翻訳している。

なるほど、だから町田さんなんだねこれは。

など、翻訳者のプロフィールがフィットしている箇所を見つけると、ワクワク。

物語としても面白くて、あっという間に夜。


『方丈記』に没頭して、思わず、

方丈記と自分の出生図を重ねてみたりも。

(方丈記は、巻末に『1212年3月31日に記した』と書かれているので、ホロスコープが作れました。)


一人隠居していた鴨長明の姿や、天災に翻弄された時代背景、

まさに方丈記の世界観、というような天体図に、

なるほど〜 パッと見だけでもとてもおもしろかったです。

(時間は不明なので、ascなどは使えません)


🧠脳みそふわふわ。6/21の雛罌粟(コクリコ)ライブまでは、日本の近・現代詩や古典の世界にトリップしつつ🧠

からだは現代にしっかり置いて、

ごはん作って食べて、日々の生活を丹念に営みたいものです。


雛罌粟というバンドをしていなかったら、

こんな風に古典を読み返すことはなかったと思います。

もう一度高校の古典の教科書を読んでみたいものだな。