ボヘミヤン ラプソディー
実は最近、ミュージシャンの自伝映画に密かにハマっていた。
HIP HOP界では知らないものはいない
カリスマ性とリリックのセンスに富んだ
「2PAC」の映画『ALL EYES ON ME』や
ファンクの帝王「ジェームス・ブラウン」の
『最高のソウルを持つ男』なんかを見ていた。
その事実の中に起こる奇跡や才能という名の奇跡
、時代背景や本人の人となりやその波乱万丈なエピソードは
小説を元としたような映画の予定調和なストーリーでは到底叶わない。
その中でも最近話題の「Qeen」『ボヘミヤンラプソディー』
最近この映画を見てきて泣いた。
日本ではCMなどにも使われた彼らの楽曲だったので
聞き覚えのあるフレーズやメロディーがあった。
フレディーマーキュリーが死んだときのニュースは
日本でも大きな話題になっていたから知っていた。
でも、彼らがどのような楽曲を発表していたのかは
ほとんど知らなかった。
運命に導かれ才能を開花させロックスターになる彼ら
その運命に翻弄され自身たちの身を削り
才能や名声だけでは満たされることのない心の隙間に差し込む何か
そんな中でフレディーは本物の愛と家族がいることに気づくが
自身の命の炎が消えようとする
だからこそ自分が最後までにできることを求め
最後まで「愛」を歌った。
その生き様とステージは本当にかっこよかった。
フレディ・マーキュリー役のラミ・マレックは
フレディの特徴的な仕草やステージングを完璧にコピーするために
振付師ではできないことだと踏んで
モーションインストラクターを師事していることを明かしている。
そのお陰でその演技はフレディにそっくり!
劇中の仕草ひとつひとつがリアルに仕上がっているので
本当にフレディに引き込まれる感じがある。
そんなQeenの『ボヘミヤンラプソディー』は
なんども劇場に足を運びこの映画を観る人が多いという。
映画のレビューを見ても多くの人が複数回見ているようだ。
僕はレーザーディスクでも買おうかな。