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古本屋ブックスパーチ | 鹿児島の古書店 | 古本の買取承ります

2024年5月26日(日)

2024.05.27 14:30

2024年5月26日(日)曇り


午前中は友人企画の「源氏物語読書会」へ。

1年ほどかけて読み進めて「源氏物語」を読破することを目標にした読書会だ。

今回は2回目で、「空蝉」から「紅葉賀」まで。

僕は全然読み進められておらず、読了した帖は「夕顔」までだった。他の参加者には申し訳ない…。

とりあえず僕の感想としては「夕顔」はいろいろと面白かった。

光源氏がもちろん(交際)相手のことが好きではあるがでも結局それよりも自分のことが好きなのではないか?と思った。相手と恋愛している自分、悲恋をした自分、傷ついている自分、結局、〜している自分、〜な自分が好きなのではないかと。でもこれってすごく現代的な感じがするのでそれが面白いと思った。

源氏物語自体や大河ドラマの話などでも盛り上がり、予定より時間をオーバーして読書会は終了。

自店に向かいたどり着くとすでにお客さんがいらっしゃっている。

与謝野晶子の『みだれ髪』をご所望。新刊本でご注文を承る。

たぶん近くの大型書店に在庫があると思うけれども、ご近所の歯医者さんに通われているとのことで、その足でうちで本を購入したいようだ。

うちとしてはありがたい話。気軽に立ち寄れるという点ではやはり1階に店があるのは利点だなと思った。

GWに開催した「独立系書店開業講座」で少し話をしたが、店を継続する上で「街の本屋さん」(「独立系書店」の前は「街の本屋」という語で言い表されていた)であることが大事になってくると僕は考えている。もちろん店主のセレクトが店の魅力になるとは思うけれども、店主の好みの本が必ずしもお客さんの「欲しい本」になるかというとそうではないし、それよりはお客さんの「欲しい本」に寄り添った方がいいし、それは固定したものとしてあるわけはなく流動的なものでもあるので、それを追い求めようという姿勢が大事なのではないかと思う。

「独立系書店」という時、むしろ店主の嗜好性の方が強調されることが多く、僕はもちろん嗜好性はあっていいと思うがそれだけでは店はやっていけないと思うので、あえて「街の本屋」的な要素を取り入れた方がいいのでは?という問いを立てて講座でも自分なりに話たつもりではあったけど、こちらの説明不足もあり伝わったかどうかはわからない…。

夕方からは友人たちが来てくれて隣のカフェでずっとおしゃべりした。

他愛もない話から始まり、今度一緒にやる企画、それと来月うちが参加するイベントに関わることまで。

僕は他人と話しているうちに自分の考えがパッと開かれることが多いので、こういう話をする機会があると、この先自分がどうしたらいいかがのある程度の指針が明確になってありがたい。

気がつけば営業時間を1時間ほどオーバーして話し込んでいた。

朝から晩までずっと他人と話していたな。充実した一日だった。