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あるあるCall

共依存 第58回開催報告

2024.05.28 20:45

あまとうです!

5月28日(火)におしゃべりサロンを開催しました(参加者10名)。

天気が不安定な中、お越しくださった皆様ありがとうございました。


今日のモリモリの話は「共依存」についてでした。


「アルコール依存症者とその家族は『共依存』になっている

これが依存症者本人の回復を妨げている」

依存症について書かれた本やサイトでよく目にします。


「共依存」とは「依存症者本人と家族がお互い依存している関係」

とあります。

ウィキペディアには

「共依存者は、相手から依存されることに無意識のうちに自己の存在価値を見出し、そして相手をコントロールし自分の望む行動を取らせることで、自身の心の平穏を保とうとする」

とも書かれています。


どうもしっくりいかない説明だといつも感じていました。

たとえば、夫の飲酒が酷かった時に、私は体調不良の夫を病院に連れて行ったり、トイレの失敗の始末をしたりと、夫の世話をしていました。

でも、それに自分の存在価値は見出してない!

こんな事はやめたい!

夫から離れたい!

という気持ちで一杯でした。


今回モリモリは、「共依存」を

「依存症者本人のことばっかり考えている状態」と説明してくれました。


ああ、これならわかる、そのとおり。

夫と家で一緒にいる時はもちろん、一緒にいない時にも常に夫のこと、夫のお酒問題が頭から離れませんでした。

いつも考えは堂々巡りをして、答えは出ませんでした。

まさに私は共依存の状態だったのです。


共依存を抜けだすための方法として

1.専門家(専門病院・保健所)に頼る

2.依存症や共依存について知る

3.仲間に出会う

4.自分のために何かをする

5.自分を主語にして話す(自分を後回しにせず、自分にスポットを当てる)

などがある、とモリモリが説明してくれました。

これによって本人やお酒問題を客観的に見ることができ、気持ちにも余裕ができるのです。


おしゃべりサロンに来ることで、2や3がクリアできるはずです。

1の情報もお伝えしています。

4は、渦中にいる時、共依存状態にある時には簡単ではない、というのが私の実感ですが、無理をしてでもやってみて欲しいと思います。


次回のおしゃべりサロンは、

6月11日(火)10時ー12時
@稲毛区ボランティアセンター

です!