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みぞしょーの人生超ひまつぶしブログ

CREWドライバー8日目の実績と0円タクシーの意義

2018.12.10 21:23

ご覧いただきありがとうございます。CREWドライバーのみなさんお疲れさまです。

CREWドライバー8日目の実績と0円タクシーの意義をまとめてみたいと思います。


《CREWドライバー8日目の実績》

何かの参考になれば幸いです。

参戦時間…23時~27時

乗車回数…3回

謝礼総額…6800円

ガソリン代…835円

高速代…1440円

評価…星15個

総送迎距離…45.2キロ(実際はもうかなり多いと思われる)

総所要時間…80.8分

総走行距離…137.1キロ(次に繋げるためのエリアに戻るまでがもったいないと実感)

メイン待機エリア…銀座


とにかく最初の一回目、マッチング表示の名前と実際の名前が違うというのに戸惑いました。私の評価が下がるのを覚悟で「名前は統一してもらわないとトラブルの元になりますよ」と伝えました。


具体的にはアプリ表示上は外国名、電話がかかってきたので通話に応じたら日本名…「どちらさまですか?」になるのも無理はないと思います。


Twitterでの通話の件ですが、アプリ内での通信状況が悪いと自動的に電話回線を利用しての通話に切り替わるそうです。『050~』の番号でかかってくるので、くるどらの皆さんは覚えておいてください。運営に確認済みです。


上記の件とは別に改善案を提案しました。


マッチング後のチャット機能ですが、待ち合わせ場所に向かっている間にライダーからメッセージ届いた場合、マップ画面に通知されるようにしてほしい


というものです。


現状ではこちらがチャット機能を立ち上げないとメッセージの有無すらもわからないのです。運転している間に余計な動作は増やしたくないと思い提案しました。


運営側は早速社内で共有するとしています。



《0円タクシーの意義》

話は変わりまして、2018年12月5日より東京で0円タクシーの運行がスタートしました。

各報道でも大々的に報じられるなど話題性は十分で、この時点で0円タクシーの目的の半分は達成できているだろうと思いました。


利用方法はMOV」という配車アプリをダウンロードし、アプリ内からの配車依頼システムを用いることで迎車として呼ぶことができます。もちろん迎車料金も0円です。


乗車(配車)可能エリアは千代田区、中央区、港区、渋谷区、新宿区です。行き先は東京23区内限定で高速料金(首都高速)も0円。経由も認められません。


利用者の高速料金負担0円も思い切ったことをやるなぁと感心しました。0円タクシーというインパクトを守りつつ徹底的に稼働効率を上げることを最優先としたのでしょう。上から目線で恐縮ですが、企画担当者は相当のキレ者だと思います。


確認はできておりませんが、稼働エリアへの戻りの高速代も乗務員負担とはしていないのではないでしょうか。むしろ「無理のない範囲で最速で戻ってください」という指令さえ出ていそうな気がします。


この方なら乗務員に対する売上保障、専任ドライバーの選抜基準の線引きなども全く問題ないでしょう。自社の看板とスポンサーの看板を背負っているわけですから。


稼働台数は50台で、車体には日清のどん兵衛がこれでもかと目立つようにラッピングされているので見かければ誰でもわかるでしょう。私は遠目からでも判別できました。


稼働時間は朝7時~夜22時。なるほど、東京23区内に行き先を限定している以上は妥当な時間配分だと思います。勝手な予想ですが羽田空港を意識していますね?首都高速と羽田空港すらも宣伝に利用できています。


さて、0円タクシーの残りの役割ですが、一つは配車アプリ「MOV」の認知度の拡大・ダウンロード数の増加でしょう。上記でも述べている通りMOVを利用しなければ配車依頼を行うことができないからです。


もう一つはスポンサー企業の宣伝…今回は日清という企業及びどん兵衛という商品の大々的な宣伝が大きな役割と言えそうです。年越しそば需要も控えてますしね(笑)


多くの方がお気づきだと思いますが、0円タクシーと言ってもタダで動いているわけではありません。企業(今回の場合は日清)からの広告宣伝費・スポンサー費用によって成り立っていることを利用者はよく認識しておく必要があります。


私は最初は乗客が図に乗るのではないかと懸念を感じていましたが、どうやら今のところは杞憂であるようです。稼働エリアと稼働時間帯がそれを示しているように感じるのですが、利用者も「わかっている人」なのでしょう。


副次的な効果として、料金が絡むトラブルも未然に防げていると思われます。


この0円タクシー、期間が12月31日までとありますが、またどこかとのコラボという形で再び運行されるでしょう。


実はこの形態は未来のタクシー像の一つとして表れています。


それはいつか訪れるであろう自動運転タクシー…どうやって運用維持するの?と感じている方も多いと思いますが、その一つの回答が0円タクシーです。


企業間とのコラボレーションにより人の移動シーンを支える。


これが0円タクシーの意義です。


ですので我々消費者は応えなければなりません。「タダだ。ラッキー♪」などという思いを持っている方がいるのなら、道路交通に関わる者として言わせて頂きます。


移動ってそんなに安いもんじゃねーぞ。


自分たちの首を絞めないように有効活用してください。


移動に対する手段や価値観が大きな変革期を迎えています。

タクシーの支払い方法もネット決済が浸透してきたことで幅広いの年齢層の需要が取り込まれています。

CREWというマッチング機能を活用した新たな移動手段サービスが挑戦的に展開されています。

鉄道界ではJR東日本が26年振りに勤務体系を見直すなど働き方改革に乗り出してきました。


しかし不変なのはその先にはいつも利用者=消費者の存在があるということ。


一人一人のより具体化した価値観と応え方が求められる…そんな時代が迫っていると私は独自に思うのです。