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難解なのか駄作なのか傑作なのか

2018.12.12 03:00

映画「不機嫌な過去」を鑑賞。

なんとなく平日の夜に見てしまったけれど、うん平日向きのゆるりとした作品だった。



いつも退屈そうで不機嫌な顔をした果子(二階堂ふみ)の目の前に突然、死んだとされていたおばの未来子(小泉今日子)が現れる。

実は未来子は果子の実の母親で、ただそんな事実も果子の退屈な日常を満たしはしてくれない。


親子の劇的な心のぶつかり合い、があるのかないのか、摩訶不思議な会話の中、物語はどんどん進んでいきます。

置いてけぼりをくったような観客を嗤うように、出演者の面々は己の人生をひた走る。


なんかところどころ演劇っぽいなーと思ったら、なるほど、劇団五反田団率いる前田司郎のオリジナル脚本にして監督もされたという本作。

そう思ったらなるほどのセリフの応酬なのです。


その中演劇から映画に引き戻してくれる存在なのが、謎めいた男(昔誘拐された過去あり?!)を演技じる高良健吾。この静かで湿った声がなんとも心地よい。


理解しよう、とかなにかを受け取ろう、とかそんなところからは離れた作品です。

考えすぎな毎日、嫌なことしか浮かばない時、頭空っぽにしたいあなたにオススメ。

なに?今のなに?と思ってるうちにストンとエンディング。

はあ、お疲れ様、あたし。


前田司郎さんと言えば、小説「逆に14歳」が面白かったなー。