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台風一家

2024.05.29 07:35

Facebook谷田 みさおさん投稿記事

「ウサギ追いしかの山~」を「ウサギ美味しかの山~」と思っていた、というお話はよく聞きますが、うちの夫は「台風一過」というのは「台風一家」だと思っていたとのこと。父さん台風が一号、母さんが二号ってか?

https://www.cinematoday.jp/movie/T0018870 【台風一家】より

見どころ

舞台にドラマなど多くの作品に出演してきた古田新太を主演に迎え、『SEIZA』などの奥秀太郎が監督と脚本を務めて放つ衝撃の問題作。停滞した空気に覆われた田舎で、ある事件をきっかけにとんでもない災難に見舞われることになる家族の姿をそこはかとないユーモアを交えて映し出す。『TOKYOてやんでぃ ~The Stoy Teller's Apprentice~』などのノゾエ征爾や『不灯港』などの宮本裕子ら実力派俳優が共演。薬物中毒や障害者をめぐる性的問題など、社会の闇にメスを入れる監督の手腕に脱帽。

あらすじ

代々刀鍛冶として暮らしてきた森国義(古田新太)一家は、とある片田舎の過疎地で生活している。ある日、妻の佳子(宮本裕子)は息子の亀吉を受験勉強に集中させようと、重度の障害のある娘のみさとを離れに住まわせる。亀吉は毎晩誰の目もはばかることなくみさとに性的虐待を加えるようになり、偶然見習いの助六がその現場を見つけ……。

https://www.youtube.com/watch?v=hXtRrCwyj9k

Facebo0k岡部明美さん投稿記事

私がこの世界に生まれた朝の光はどんな美しさだったのだろう。

窓から差し込む日の光、通り抜けていく風、庭の木々の花たちは私がこの世界に生まれたことをどんなに祝ってくれただろう。

私がこの世界に生まれた日に初めて聴いた声は誰の声だったのだろう。

父と母は眼を細めて私が生まれたことをどんなにか喜んでくれただろう。

父と母はきっと飽くことなく、生まれたばかりの私を見つめ続けてくれたのだろう。

抱くことがこわいくらいにやわらくて小さくて繊細な私のいのちを守り続けてくれた父と母。

たくさんの愛をもらって今日まで生きてきた。

たくさんの人たちから愛をもらわなかったら今日まで生きてこれはしなかった。

今日まで生きてきた道のりでこの世界の美しさに何度心が震えただろう。

茜色の空、沈む夕日の美しさ、金色に縁取られた夕焼け雲の神々しさ、降り積もる雪のやさしさ、台風一過の、あの抜けるような空の青さ。

電線につらなる赤とんぼの群れ、銀河の流れ、その星々の輝き、世界中の青をすべて集めたような空の青さ、海の青さ。

天と地をつなぐ、大きな虹の架け橋の美しさに思わず息を飲んで、立ち尽くした日。

神様がいるかどうかはわからなかったけれど、この世界の美しさに触れるたびに感じてきた。

こんなにも美しい世界を作ったのはいったい誰なのだろうと。

私をこの世界に本当に送り出してくれたのは父と母をも超える、その大いなる存在であることを。

その存在は、私が、私のいのちの花を咲かすこと、しあわせになることだけを願ってこの世界に送り出してくれた。

でも私は、自分がどんないのちの花を咲かせるためにこの世界に生まれたのかずっとずっとわからなかった。

やみくもに追い求めて、探し回って、行き詰まって、迷子になってしまった。

何度途方にくれて立ちすくんだだろう。

今日まで、一生懸命に生きてきた道のりでどれだけ涙を流してきただろう。

悲しくて、寂しくて、ひとり暗い夜の闇の底でひざ小僧を抱えて泣いていた夜。

つらくて、苦しくて、どうしていいかわからなくて、一人泣き続けた夜が明けるまで。

でも、そんな時にいつも誰かが手を差し伸べてくれた。

誰かが抱きしめてくれた。誰かがこっちだよって手招きしてくれた。誰かがそっと背中を押してくれた。

ありがとう。ありがとう。

私は、あなたに出会えなかったら私の歩いていく道がわからなかった。

あなたが、私が咲かすべきいのちの花に、水と光をくれた。

この広い宇宙の中で、こうして、あなたに巡り合えたことの奇跡。

あなたの存在こそが私の人生の宝物でした。

あなたに出会えたことが、大いなる存在からの私の人生への贈り物でした。

私は、私の色をこの人生のキャンパスに塗っていきます。

世界でたったひとつの絵を描いていきます。

私は、そのキャンパスに描いた人生を、その夢を生きていきます。

そして、あなたの描いた夢とどこかで重なり合い分かち合える人生を共に歩いていきたいと思っています。

ありがとう。あなたに出逢えて、ほんとにありがとう。

そして、私の人生の最後の日に、私は、私の人生に深く関わってくれた人たちにこの言葉を伝えて旅立ちたい。

家族になってくれてありがとう。友達でいてくれてありがとう。

一緒に仕事をしてくれてありがとう。

愛してくれて、大切にしてくれて信じてくれて、ありがとう。

いっぱいいっぱい迷惑もかけて、ごめんね。

あなたがいてくれたから、私の人生は楽しかった。

また会おうね。きっと、きっと、いつか、また・・・

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今日は母の四十九日の法要でした。

写真は清水友邦さんが撮った岩手県・宮古市の「浄土ヶ浜」子どもの頃よく家族で行った美しい海です。母は本当のお浄土に帰って行きました。

母や父や弟や友など先に光の世界に帰っていった存在に届けたい気持ちを上記の文章にして朗読YouTubeにしました。

YouTube【いのちの花】

〜この広い宇宙の中であなたに出逢えた奇跡にありがとう〜

https://www.youtube.com/watch?v=1PJvZDM4jok