照明を取り付ける=照明計画、からの卒業のススメ
2024.05.31 13:49
先週、エクステリア&ガーデンフェア名古屋2024 から足をのばして
GARDENSさんが
浜名湖花博2024フラワーガーデンコンテスト グランプリ を受賞されたと
FBで拝見して^^
素敵なyoutubeはこちら
『この庭のテーマは「五感で感じる水辺のヒーリングガーデン」
視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚…様々な感覚でお庭を楽しみ、癒される空間になるように願いを込めて造園しています』 とのことです。
お庭の展示は6月2日(日) まで
今、提唱させていただいている1つの照明手法に『分離』という考え方を推奨しています。
明るくしたいところに、直接照明器具を取り付けるという方法から
明るくしたい=照明したいところ、と
器具を取り付けるところ、とを切り離す=『分離』して考える、という設計ソースです。
この素敵なガーデンを目にした時
きっと夜景も美しい、決して華美でなくふわりと美しく光で浮かび上がって欲しい・・
などと妄想します。
そうしようと思うと、
照明器具の設置位置と照らしたいところ=ガーデンは切り離して考えた方が良いと思います。
折角のガーデンに夜間、ポールライト がポツリと現れたらがっかりいたしませんか?
照明器具を取り付けるところと照らしたいところ
世の中、どうなっている?と注目していただくだけでも楽しいです。
そして、そんな目で世の中をご覧いただくと
照明器具を選んで取り付けていることが照明計画でないことも、わかってくると思います。
そんなことをまた詳しくお伝えさせていただきます!
株式会社コネクトデザイン
光環境設計室
菊原 啓子