おしゃべり好きだって見ている沈黙の艦隊
愛し君へ
夏のリハーサル真っ最中の今日この頃、いかがお過ごし?
今のうちにいろいろ準備しておくね。
君は今ハマっているドラマってある?
刈川はアマゾンプライムでやっている「沈黙の艦隊」を見ているよ。
ものすごく簡単に説明すると、
日本とアメリカが極秘に開発した、日本初の高性能原子力潜水艦シーバット。
その艦長に任命された“海江田(かいえだ)”が核ミサイルを積載して出港すると、
潜航中に米軍の指揮下を離れ、深海へと消える。
果たして海江田の目的は?!みたいなお話です。
30年ほど前の漫画が原作で、ストーリーも良いし、
ものすごくお金がかかっている感じがして、面白いです。
でも、刈川的に一番感心した部分があって、
この作品は、日本映画で初めて海上自衛隊・潜水艦部隊の協力を得て、
実物の潜水艦を用いて撮影しているんだって。
これってすごくない?「実際の潜水艦を使っている」って所じゃなくて、
海上自衛隊員が裏切って戦争を起こそうとしている映画に、
海上自衛隊が協力しているって所がさ。
ましてや、本物の潜水艦も貸しているなんて。懐が深いなと思った。
それと同時に、きっと海上自衛隊の中で、この作品の人気があるんだなと。
上官には言えないけど、みんな見てるよね~みたいな。
そりゃあ、警察官でルパン三世が好きな人もいるだろうし、
米屋の子供だってアンパンマン見ているだろう。
もし、刈川の元カノに「ココ・シャネル」みたいな人がいたとして、
彼女をモチーフにした映画が製作されるとします。
そしたら刈川は喜んで本人役で出ようと思う。
例えどんなに刈川が悪役で描かれていたとしてもね。
もし君を題材にした映画を作るとしたら、君役を誰にやってもらいたい?
綾瀬はるか?石原さとみ?おこがましくていいんだよ、妄想なんだから。
こーゆー時間の延長に創作活動ってあるような気がするよ。
1日10分でいいから、くだらない事考えている時間を作ってみようよ。
そしたら我に返った時に、
「あら、私って、なんてくだらない事考えていたのでしょう」
って不思議と笑えてくるからさ。
刈川は先日、架空の村で毎年行われているお祭りの内容を一生懸命考えていたよ。
何に感謝しようかって。
イメージを固めるために、色々検索をしていたら、
とても面白そうなお祭りを発見してしまったよ。
いつか絶対に観に行ってくるよ。
こーゆーくだらない事から自分の世界が広がるんだなと改めて思い知ったよ。
君も一緒にくだらない事考えるために、デートの約束をしよう。
次会う日まで会えない時間を大切に。