2024年6月のメッセージ
こんにちは。
6月に入りました。
いかがお過ごしですか?
熊本は、暑かったり寒かったり、日が照ったり雨が降ったりしていますが、朝夕はここちのよい風が吹く日が多く、過ごしやすい毎日です。
江津湖周辺は、ピークをすぎているようですがまだまだホタルが飛んでいるようで、
夜になるとたくさんの方が観察に来られています。
色とりどりのアジサイも見頃。
ボリュームがあって、とても華やかな花なので、心がぐっとボトムアップされるような気がします。
我が家のアジサイも、張り切って咲いていますよ。
ちなみに今月の写真は、アンティチョークの花。
直径20センチほどあり、思わず二度見してしまうほどのダイナミックさ。
上江津湖の管理棟花壇で大切に育てられています。
欧米で食されている植物ですが、植えられているのも、花を見るのも初めて。
エキゾチックで強烈なその存在感。
異国の貴婦人のようで、見ているとなんだかドキドキします。
これから雨の季節に入りますが、ご自分と雨の相性はいかがでしょうか。
それぞれに体調や気分に影響が出るかと思いますので、しんどい時はゆっくり、体調がよかったら心が向く方に行動して、雨のシーズンもゴキゲンに過ごせたらいいですね。
スタジオレッスンに来られる方は、比較的この時期体調がよい方が多いようなので、立ちポーズやバランスポーズで、湿った空気を体内から払うようなヨガを取り入れていきます。
雨の日に行う瞑想はとても深まりますので、静かな沈黙の時間をご一緒しましょう。
6月も、どうぞよろしくお願い致します。
さて、5月はいかがお過ごしでしたか?
私の周りでは、運動会があったり、保育園や幼稚園のお見知り遠足があったり、部活の試合が続いたりと、家族総出の行事が多かった印象です。
また、ゴールデンウィークなどを利用して旅行されたり、家族や仲間と集まって楽しい時間をすごされた方から、素敵なエピソードをたくさん伺いました。
5月の私は、キャンプに行ったり、庭や菜園の手入れや苗の植え付けをしたり、自転車に乗る機会も多く、外で過ごす気持ちよさを感じる時間がたくさんありました。
去年から、種から植物を育てることに喜びを見出しまして、今夏は、パセリ、ホーリーバジル(トゥルーシー)、エキナセアといったハーブ、そしてマリーゴールドとステートフェア(百日草)の種を蒔きました。
ハーブはポットで、花は直蒔き。
今年は初めてアーユルヴェーダのハーブに挑戦です。
彼らが果たしてちゃんと育つのか、これからのお手入れ次第といったところですが、小さな芽がひょっこり出てくるとキュンキュンしますし、夏~秋にかけて成長する植物のお世話ができるのは、生活に彩りがうまれて気持ちがぐんと前向きになります。
そんな素敵な時間も味わいつつの5月でしたが、
たまった心身の疲れが一気に表層に出てしまい、加齢による抵抗力の低下も相まってか、体調的にとてもしんどい1ヵ月となりました。
4月の末辺りから、コホコホ咳が出ていたのですが、ゴールデンウィーク明けから、肺の奥底から湧き出るようなゲホゲホという咳や、1日にティッシュ1箱使ってしまうほどの鼻水が出るようになりました。
近くの病院を受診したところ「なんらかのアレルギーでしょう」というぼんやりとした診断で、処方されたアレルギーの薬を飲んでいましたが、なぜか症状はどんどん悪化。
人生で初めて、頬骨と歯茎が痛くて七転八倒という経験をしました。
これはまずいと思い立ち、少し遠くにあるかかりつけを受診すると「副鼻腔炎がかなり進んだ状態」とのことでした。
えー!アレルギーじゃなかったのぉ!
漢方医でもある先生は「完治するのに時間がかかるかもしれませんので、ゆっくり治しましょう」と優しい笑顔。
処方いただいた抗生物質や漢方薬を飲み、できるだけのんびり過ごすようにしていますが、すっかりよくなるにはもう少し時間がかかりそうです。
ヨガのレッスンでは、咳が出ると雰囲気が壊れれてしまいますし、下を向くポーズをとると鼻水が垂れてきます。大きく息を吸い込むと咳が出るので、マントラを唱えることも難しく、思ったようなレッスンができなくて、とてもモヤモヤ…。
鼻腔や喉のコンディションを整えておくことは、ヨガインストラクターにとってとても大切だと痛感しました。
インドのヨガアシュラム(道場)で、大御所先生が椅子にでんっと座り、よく響く大きな声で、お弟子さんたちをスムーズに指導されている姿が思い出されます。
それにつけても、体の表れは心の表れ。
アーユルヴェーダでは、咳や痰、鼻水はアーマ(未消化物、毒素)を外に出そうとしている、とされていますので、まずは、体に入ってくる食べ物の量や質を見直し、心を乱すようなことから自分を遠ざけることで”気(プラーナ)”を調整することが大事かな、という気づきがありました。
アルコールも1か月近く断っていますが、体調に影響しているかどうかはまだ分かりません。
朝の目覚めがよくなり、日中のどうしようもない眠気がすこしマシになってるような気はしてはいます。
5月19日(日)の江津湖早朝ヨガには、今回もたくさんの方にご参加いただきまして、本当にありがとうございました。
天気は薄曇りでお日様は拝めませんでしたが、ひんやりとした空気がここちよい、静かな朝でした。
小さな子供たちは自由に遊びまわり、小学生から人生の大ベテランの方々まで幅広い年齢層の方々と同じ時間、空間を共感できることは、毎回のことながらヨガならではだと感動してしまいます。
江津湖という大きなエネルギー体があることで、より一層その結びつきを強く感じられるのかもしれません。
次回は秋、9~10月を予定しています。
そして5月30日(木)に、今季2回目のYOGA座学会を行いました。
ご参加いただきましたみなさま、お忙しい中お集まりいただき、ありがとうございました。
前回のお題であった「アヒムサ・非暴力」について、ワークとシェアリングを通して再度考えを深め、座学ではインド思想における宇宙観や世界観を学びました。
そして、今回のお題は「サティア・真実・嘘をつかない」でしたが、これが思った以上に深いテーマで、一筋縄ではいかないようです。
次回の座学会で教典を参照しながらじっくりと議論したいと思います。
座学会は毎回のことながら、参加者の知性や経験が響き合う素晴らしい時間で、オンラインではなく、その瞬間を共有する価値を再確認させられています。
私も伝えるだけではなく、準備期間を含めてたくさんの学びを頂いている時間です。
次回は7月、満席ですがキャンセルが出ましたらお知らせいたします。
早いもので、2024年も半分が過ぎようとしています。
あっという間に時が過ぎていくというのは、とても幸せなことかもしれません。
学生の頃、昼休み後の授業はとてつもなく長く感じましたよね…。
これから雨の季節に入りますが、
雨の音は心を静かに、そして穏やかにしてくれます。
家で本を読んだり、映画を観たり、絵を描いたり、ちくちく手芸をしたり、日記や手紙を書いてもいいかもしれませんね。
私は、雑誌から好きなモチーフや写真を切り抜いて紙に貼り付け、自分の好きなものでいっぱいコラージュを作ってみようかと思っています。
6月23日(日)の週末オープンクラスでは、6月21日夏至の日に制定されている「国際ヨガの日」をお祝いして、ヨガをする喜びを味わえるような時間にしたいと準備しています。
お時間ある方はぜひお運びください。
学校行事も少なく、比較的のんびりしている6月が、私はとても好きです。
雨の音を聞きながらぼんやりしていると、心がすぅっと静かになることがあります。
いつも頑張っている自分をねぎらいながら、そして今この瞬間を生きる自分を祝福しながら、おだやかな6月をお過ごしください。