塩田バレエスタジオ Shiota Ballet Studio

運動会の後で

2024.06.02 07:30

先日、次回のレッスン日に運動会があるのですが、レッスンに来て大丈夫でしょうか?

とお尋ねしてくださいました。4年生の初等科さん。


第二次成長期のお子さんなので、過度の運動がケガの要因になる事を理解してくださってのお尋ねでした。

「大丈夫です。こちらでレッスン内容を調整しますね。」


ありがとうございます😊

前もって仰ってくださると、レッスンプランも、前もって変更できます。


子供にまずは質問。

「いつもの疲れ度が5だとして、今はどれくらい?

10がめちゃくちゃ元気!運動会やって体を動かしていたからいつもより元気😀

1はもうへとへと😣動きたくないくらい。」


彼女の答えは「4」

頑張り屋さんの彼女の4は疲れてる方だと判断しました。

いきなり、暑い日での外での運動会だもの当然のこと。


最近は暑いくらいなので、冬場ほどウォームアップで身体を温める事は考えなくても良いのですが、それでも、休んでいた身体を目覚めさせ。左右の体のバランスを調整するエクササイズとあまり使っていなかったであろう、ターンアウト(股関節外旋・脚を股関節から外向きにする)のための筋肉達にスイッチを入れて、レッスンをはじめました。


いつもより、体への負担を減らし、水分補給を促し、顔の方向やポールドブラ(手の動き)を多めに。


でも、最近練習中のパ(動き)は入れてジャンプ系は、バーでの両足のシャンプのみにして、センターでのジャンプは今日はなし。

(バレエにいらっしゃる前に、体操を習っていらっしゃり、すでに、ジャンプで足首に痛みがあった様です。昨年の今頃は両足揃えて立つと右足が小指側に重心がかかる回外がありましたが、今は無くなっています。しかし、今日は長時間地面に座る時間が長かった為が膝を曲げた時真っ直ぐに骨盤が降りて来ず、左側に重心が傾いておりました。)


早めにクール・ダウンをはじめて、いつもよりたっぷり目にクール・ダウンに時間を使いレッスンを終えました。


よく頑張りました。


レッスンの度に背が伸びている彼女が成長痛(成長痛は、背が伸びるから起こるのではなく、成長期スポーツ障害。要するにケガ。)を起こさない様に気をつけてあげたいものです。