足羽発電所のいま

「当店の辺りは発電所がメンテのため取水を止めるので、従来より10cmぐらい水が増えますよ」とお伝えしたと思います。

普段は素通りするのですが、ふと思いつき足羽発電所を見てみました。

そしたらビックリ！　なんと半分解体してあるじゃないですか。屋根の中央部や南側の壁がなくなっていました。タービンや発電機を取り替えるとは聞いていましたが、こんな大掛かりとは思いませんでした。

この発電所は、昭和24年12月に発電開始し、最大出力は3000kWだそうです。75年ほど経つことになります。取水は池田町松ケ谷がメインで、部子川、味見川でも取ります。この機会に水路の補修も行うということです。

工事期間は令和8年3月31日と看板にありました。つまり今年と来年のアユシーズンは取水しないため、折立町から天田町までは水が増えるということになります。

当然、放水もなくなっています。昨年は放水路に池田のアユが流れて来たりしました。釣り場としても人気のポイントでしたが、今年はどうなるのでしょう？