コントラバスとスクエア、4度調弦
わたし弦楽器はだんとつでコントラバスがすきなのですが、コントラバスはスクエアな性質を持つと思います。
スクエアとは、あるものとあるものの関係が90度なことで、90度はディフィカルトアスペクトのひとつです。
ここでの前提として、
☆調和和音はイージーアスペクト(関係性が容易とされるアスペクト)
☆不調和和音はディフィカルトアスペクト(関係性が難しいとされるアスペクト)
と、定義します。
「アスペクト」とは、惑星と惑星の関係性を角度により差別化、定義したものです。
※ここでは 惑星=音 アスペクト=和音 と、してください。
(神谷先生のツイート より)
弦楽器で、全音とその4分の1の位置を押さえた状態で鳴らした音を同時に奏でると悲しげな響きになる。
占星術では、全円(360度)を4で割ると90度。これはスクエアの角度。
90度は、直角。異質なものが入り込む角度。
(ヤマハミュージックコラム・コントラバスの謎 より)
http://www.yamahamusic.jp/shop/nagoya/p/column09
バイオリンの調弦は高い音(細い弦、1番線)からミ・ラ・レ・ソ、(E , A , D , G)、ビオラはそれより5度低く(*)、下にドの音の弦が加わってラ・レ・ソ・ド、(A , D , G , C)、チェロはビオラと同じだが1オクターブ低い。
つまりチェロまでは5度調弦(5度間隔調弦)。このことから大きさや構え方が違っても基本的に同じ種類の楽器だということはよくわかります。
一方、コントラバスはソ・レ・ラ・ミ、(G , D , A , E)という調弦。ああ、バイオリンと同じかと思いきや、音の並びが逆になっています。逆なだけでほぼ一緒、と言いたいところだが、実は大違い。
これがどれだけ重要かというと実際にピアノなどの鍵盤で確かめていただければ解りやすいですが、2音間の音程は、並びが逆になる(転回形になる)と間隔が変わってしまう。つまりバイオリンのミ・ラ・レ・ソは5度間隔、順番が逆になったコントラバスのソ、レ、ラ、ミは4度間隔なのです。
(考察)
「4」は悲しみで「5」は楽しみ。
全円360度を4で割ると90度=スクエア。
5で割ると72度=クインタイル。
スクエアはメジャーアスペクトで、異質なものがぶつかりあう角度。(直角。別次元の混入。)
クインタイルはマイナーアスペクト。大きな影響はないとされる。でも創造性や個性、ちいさな「自己」のためにはとても必要。
「5」は獅子座。支配星は太陽。「太陽」は「自己」そのもの。
・・・あの有名な、『no music no life』は、すごく理にかなったコピーなんだな。
「5」は楽しみ、音楽、life(自己)