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テマヒマ

実効

2024.06.03 13:18

こんばんは。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

に関する古書のセレクトショップ、お味噌や

発酵食品中心のカフェ、テマヒマ

プロデューサー、バイヤーの太田 準です。


Googleで検索しようと思ったら、検索下の記

事のせいで、無駄な時間をGoogleに取られた

り、何調べるんだったっけ?とかってことに

なることが多いですが、そんな中にイラスト

を見て何に見えるか四択で選ぶとあなた自身

が分かるというのがやたら表示されます。

今朝の日本経済新聞の記事(上のリンク)の中の

二択。


「料理をする際の手順について聞きます。あなたは強いていえばどちらのタイプですか?」

A「何を料理するかを決めて、必要な材料を買いに行く」

B「冷蔵庫にある手持ちの材料を確かめ、何をつくるか決める」


僕の場合は基本Bかなぁ。ケースバイケースで

すけど。ちなみに諸事情により(分かる人には

分かるかと思いますが)現在は蒟蒻がいっぱい

あって蒟蒻をどう料理しようと日々考えてい

ます。


Aはまず目標を決め、そのために必要な資金や

技術や人脈などの経営資源を獲得しようと

る目標主導(goal-driven)タイプで、Bは

持ちの資源を最大限生かそうとする手段主

(means-driven)タイプ。起業家や新規事業

向きなのはBタイプ。テマヒマブログ初期に

山下達郎さんの論を使って、仕事の仕方をシ

ンガーソングライター的とプロデューサー的

と書いたことがありましたが、それぞれ目標

主導と手段主導とほぼイコールと考えても。

手段主導、臨機応変な思考様式を「エフェク

チュエーション(実効理論)」と経営学の世界

では言うそうです(初めて知りました)。


タイトルの新規事業がつまずく理由として、

この記事では計画や予測の過剰とその拘束を

挙げています。自分自身の過去の経験で言え

ば、新規事業として立ち上げても既存事業と

と同じモノサシで測られポシャってしまった

ということもありました。


テマヒマブログでも過去にPlan→Do→Check

→ActionのPDCAサイクルでは無く、Observe(観察)→Orient(状況判断)→

Decide(意思決定),→Act(行動)の時代だとい

う記事だったり、

PDCAが、計画や評価偏重でPdCaになってし

まって実行や改善に手が回らない、行動が軽

視されなくなっている、という記事だったり

をご紹介してきました。


このあたり、テマヒマがモノサシとする民藝

や発酵「的」な考え方で説明出来るのでは?

と考えていますが、もし企業の中にいたまま

だったら気が付けなかった、「目標ありき」

に染まっていたままだった、と思います。


テマヒマも6年目で、もはや新店、新規事業

では無いのでしょうけど、目的はあっても、

相変わらず目標(金額)は無いままです。軸は

ブレること無く、でも柔軟に、臨機応変に進

んでいきたいと思います。


今日は通常のランチ営業はありませんでした

が、薬膳講座ご参加の皆様、カフェやショッ

プ利用の皆様ありがとうございました!通販

のお問い合わせもありがとうございます。


テマヒマは明日明後日は火曜日水曜日で定休

日です。明々後日11時オープンで皆様のお越

しをお待ちしております。


それでは木曜日も好いモノ、好いコト、好い

トキをテマヒマで。


今日も一日お疲れ様でした!好い夜をお過ご

し下さい。おやすみなさい。