Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

たのしい!古典芸能

これまでのおさらい PART2

2018.12.12 06:51

こんばんは!

今日も前回に引き続き、今までの記事のふりかえりをしていきたいと思います。


ひとつ前の記事と今回の記事で、今までどんな古典芸能のお話をしてきたのか、なんとなくお分かりいただけるのではないかな?と思います。

はじめて来ていただいた方も、「ふーん、こんな感じかぁ」と読んでいただけるとうれしいです。


早速ですが、今回は後半、


③近松門左衛門すごいぜ!

④文楽ってどんな芸能??


です。


"近松門左衛門すごいぜ!"


これは分かる人は分かるであろう香川照之さんのEテレの番組「香川照之の昆虫すごいぜ!」を意識しました。はい(笑)


知る人ぞ知る昆虫の凄さ、魅力に迫る「昆虫すごいぜ!」、これがめちゃくちゃ面白いんですが、みなさんは観たことありますでしょうか??


カマキリの着ぐるみを着た「カマキリ先生」扮する香川照之さんが、昆虫のすばらしさを熱く、熱く語るこちらの番組。


「昆虫すごいぜ!」がきっかけとなって、巷には昆虫フィーバーが起こり、なんと8月に歌舞伎座の演目で上演された新作の歌舞伎には「釜桐座衛門(かま きりざえもん)」という役でまで登場(笑)


もちろん、お役をつとめたのは市川中車さん(歌舞伎役者としての香川照之さんのお名前)です!


つい最近だと、昆虫の化石に香川照之さんにちなんだ名前がつけられるなんていうニュースも!

テルユキイには思わず笑ってしまいました(笑)


そんな「昆虫すごいぜ!」、大晦日とお正月に放送されるようですので、まだ見たことのない方はぜひ見てみてくださいね。


さてさて余談がずいぶんと長くなりましたが、お伝えしたいのは昆虫すごいぜ!ではなく、古典芸能のお話です。笑



文楽、そして歌舞伎のお話をする上で欠かせない人物といえば、近松門左衛門です!


名前だけはよく知られていて、歴史の授業でも必ず出てくる近松門左衛門。


もちろん習うのは日本の歴史上の超重要人物だからなのですが、実際どうすごい人なの??ということが意外と知られていなかったりします。


知る人ぞ知る近松門左衛門のすごさを知っていただけたらと思って書いた記事がありますので、ぜひご覧いただけると嬉しいです。


近松門左衛門が登場したことによって起きた江戸の"社会現象"についても書いていますよ。



さて、最後に④ですが、なぜ④だけ

文字サイズがでかいのか

前回の記事から気になっていた方もいるのではないかと思いますが…


これは、わたしが

文楽の面白さを声を大にして伝えたい!!

という気持ちからなのです。笑


みなさんもお気付きの通り、ブログのトップページの写真は文楽のお人形さん。


古典芸能はなんでも好きなのですが、わたしは特に文楽が大好きなのです。


これまでの記事は、そもそも文楽ってどんなもの?というお話から、文楽と深い関わりのある大阪のお話をさせていただいています。


具体的にどんなところが面白いのか、これから写真と一緒に詳しく書いていくつもりですので、楽しみにしていてください!



今日は最後に、12月ならではのお話を。


12月14日、みなさんはなんの日かご存知ですか??


そう、忠臣蔵の討ち入りの日!


最近はあまりやられなくなったのですが、以前は毎年この日になるとテレビで忠臣蔵の時代劇が必ず放送される、なんていうことも。


全国の色んな場所で、赤穂浪士にちなんだお祭り(=義士祭)が行われるくらい日本人は忠臣蔵が大好きなのですが、もちろんわたしもその1人です(笑)


そしてこの忠臣蔵の人気、じつは文楽と歌舞伎の三大傑作のひとつ『仮名手本忠臣蔵』の大ヒットがとても大きく関係しています。


いわゆる忠臣蔵ってどんなお話?ということも後ほどこちらのブログでお話したいと思います。

わたしの大好きな演目です!


この写真は赤穂浪士たちに扮したおじさんたち(!)のパレード。


去年は全然気付かなかったのですが、よく考えたら私の務めている会社の目の前がパレードのルートに含まれていたのです!

お昼休憩の時間をずらして見てきました(笑)


遺恨のある敵方の首を見事に討ち取った浪士たちが、主君のお墓のある泉岳寺までそのことを報告しにいく道を再現、といったところなのですが、現代の道路には信号というものがありまして…

し、信号が変わってしまう!と走る浪士たち(※に扮したおじさんたち)


おーい!待ってくれー!状態のおじさん(※浪士)


あっ!と1番後ろのおじさん(※浪士)が気付くものの


大きな力には抗えなかったのか、一行は決して歩みを止めないのでした。


ここまで来て仲間割れと思ったらもう、切なくてたまりませんでした…。


実際に道中で力尽きる浪士なんていうのもいたのかもしれませんね。

うーん、リアル(大嘘)


そんなわけで、とても楽しかったです(笑)


12月14日の泉岳寺は、露店も出て、毎年大賑わいだそうです。

来年はお休みが取れたら聖地巡礼に行ってみたいなあ。



今日の記事は昆虫すごいぜ!に始まり、おじさんたち(※浪士)で終わるという、本題のボリュームの少ない記事になってしまいましたが(笑)


次回以降ちゃんとまた更新をしていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします!


せっかくなので文楽の『仮名手本忠臣蔵』のお話をさせていただこうかなとも構想中です。


では、みなさまのまたのお越しをお待ちしております!


ブログランキングに参加しています。応援していただける方は、下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです!