Incident-Filled Journey

アユタヤ朝跡

2011.03.07 00:00

・・・前回のつづき。


日没が迫ってきたのでいよいよ遺跡観光へ。

まずはじめに行ったのは・・・

ワット・プラ・マハタート

チェンマイスコータイもそうでしたが、

『ワット』というのは寺院の意味です。


ほとんどの仏像には頭部がありません。

18世紀にビルマ軍の侵攻により建物や仏像は

徹底的に破壊されました。


そんな中で不自然にきれいな仏像もあります。

でも多分ほとんどが復元されたものです。


で、アユタヤといえば、

大きな菩提樹に埋もれた頭部のみの仏像。

ビルマ軍の侵攻により破壊されて数百年も放置された仏像の頭部に

絞め殺し植物が巻きついて偶然できたものだそうです。

ほとんどの仏像の頭部はもうここにはないですが、

この仏像は何百年も昔からずっとここにあるそう。

アユタヤが滅んだ歴史もこの仏像だけは知っていることになるんですよね。

いったいどんな光景を見てきてどんな気持ちで

今もまだ微笑みをたたえているのか・・・

興味はつきません。。。


ちなみにこの仏像の横には、

てなことが書かれています。

前に立つときはしゃがまないといけませんよ。


そして次に向かったのは、

ワット・プラ・スィー・サーペント

巨大な3つの仏塔があり、

アユタヤ王朝の3人の王の遺骨が納められてるそうです。

ピラミッドとか古墳みたいなもんか。



この後の移動の途中で、


な、並んでる。。Σ(゚ロ゚;)


象に乗ってアユタヤの街をお散歩できるらしいです。

象の上で寝転んどる象使いがおるな・・・(-_-;)


近くまで寄ると鼻をこっちに向けてきて、

『こんにちは』って挨拶されてるみたい。

ちゃんと握手で応えましたよ☆

それにしても象ってホントに優しい目をしてます。。。


さて、最後に向かったのは、

ワット・ロカヤ・スタ

『ワット』とついてはいますが他以上に破壊されたらしく、

ほとんど何も残ってません。

この涅槃像が無造作に置かれてるだけ。

ただコイツの存在感たるや。



涅槃とはブッダの入滅、つまり亡くなったときの姿です。

できることなら僕もこんな安らかな表情で生涯を終えたい。。。


完全にサガットステージやん。