ギュッと詰まった30歳にびっくり「青春漂流」を読んで」
2018.12.13 01:20
だいぶ古い本なのですが、初めて読みました。
今の私からしたら、皆 年下。
22歳も36歳も 通過してしまった。
でも、1985年に出版されて本の文庫化なので
今なら55歳だったり69歳だったりする。
死んでしまった歴史上の人とは違うので、その頃の状況が、私としては、とてもわかりやすい。私が中学生から20歳の頃のことなのだ。
まだバブル期が来ていなくて、外国に行くのも1ドル300円以上した頃。
やりたいことがわからず、ふらふらしている時期もあるのだが、きっかけがあったり、たまたまだったりしたことから、興味を持ち出してからが凄い。
外国行ったり、高い機材や道具を買ったり。皆、お金がなくても、借りたり、家賃はもちろん、食費も驚くくらい削ったりして、徹夜が続いても諦めたりしない。
こだわりと意欲と集中力が凄い。私の20歳の頃、30歳の頃とは、全然時間の濃さが違う。
「今からやって、どうなるの?」
情けない事に 20代ぐらいから言っていたと思う。
でも、100年人生、徹夜は厳しいけど、少しでも濃い時間を過ごせるようにしたいです。