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渡邉拓久 オフィシャルサイト

代診Dr.との向き合い方

2024.06.17 00:00

人に関する院内の問題の一つとして挙げられるのが「代診Dr.の教育」についてです。 

院長先生と同じDr.という立場でもあり、プライドも少なからずある方が多いようで、「技術面」はさることながら「医院の風土」を認識させることに苦労している院長先生も多いようです。

今回はその中の「医院の風土」についてですが、院長先生の号令のもと「他のスタッフはみんな一つの方向に向かって進んでいるけど、代診の先生が・・・」みたいなことです。

結論、代診Dr.を巻き込んでうまくやっている先生のクリニックは、やはりDr.だからといった例外を作っていないところが代診Dr.問題がないということです。

代診Dr.も将来的に独立なのか、残って勤務するのか様々ですが、クリニックの中では役割(特に診療では)やはりリーダー的存在であるべきです。


リーダーってどんな存在・役割であるべきか?

そんなキーワードを常に理解させているのかどうかですよね。
そういう意味で、Dr.だから診療行為“以外”のことはちょっと・・・みたいな特別扱いが“リーダーとしての自覚”を欠落させてしまうのです。


そんなリーダーのさらにリーダーが院長先生。

リーダーの指示に従うことは組織として当然ですよね。
特に将来独立するような代診Dr.の先生は給与もらいながら学べるチャンスですよね。
「変に色々言うと辞めてしまうし・・・」みたいな人の雇用関係って、院長先生にとって一番避けるべき状態。
でも、結果的にそんな代診Dr.“手放し”状態が患者さんからのクレームや悪影響なこと及ぼしたりします。


だからこそ初めが肝心だったりするわけですが、それでも今からでも改善させていかないと院長先生の「理想の医院作り」になりません。

「伝えるべきことはしっかり伝える」ことが大切です。