他人に任せた時点で終わり
商いのやり方は人それぞれで
なんの勉強もしてない自分には、今までの経験からしかモノ言うことはできないけど
個人が何らかの思い入れがあって、情熱を注いで始めた商いであれば
飲食に限って言うと、その人(創業者=オーナー)が店に立たなければ何の意味もなく
誰かを雇って、その誰かがやる(商品を作る)のであれば
もはや創始者(オーナー)の熱い想いは、その皿やカップには無い
大坊珈琲店で大坊さん以外のバイトがカウンターに立ったか?
考え方はそれぞれで、事業を大きくしていくのであれば個人のやれる事は限られており
当然、誰かを雇って誰かに任せれることは任せないとやっていけない
ある人はそれをチームと言ったり、スタッフと言ったり、ファミリーと言ったり
例えばスターバックスも創業者の想いは素晴らしいもので、本を読んで感銘を受けた
ただ、どんどん事業が拡大していくに伴い、末端のオペレーターにまで創業者の想いが伝わり、そのカップに創業者の熱量を込めることができるか?
無理な話だ
当然、味もサービスもどんどん落ちてゆく
ただ世間がその店に求めるものは、味でもサービスでも無い別の部分になっていくから
そこを間違わなければ、その店は栄え続ける
それでいいのか?
資本主義の世界
お金を稼いで、稼いだ分は社会に還元して
そうしてみんなが豊かになる・・・はず
なってないもんね
楽園珈琲は私達夫婦2人の想いが詰まった店であり
第三者が同じ熱量を持ってお客様に接することが出来るか?
NEGATIVEでしょう
だから常々、この仕事は誰かに任せた時点で終わりと思っています
という事は誰にも任せれないという事
という事は今以上に事業拡大もできないという事
これからどんどん老いてゆく私達にとって
今後の仕事のやり方を考えていかなきゃならない時期にさしかかっています
さて