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ピアノソナタ ニ短調 K.9 L.413(演奏動画)

2024.06.08 12:16

ロココ音楽のイタリアを代表する作曲家

Domenico Scarlatti/ドメニコ・スカルラッティ (1685-1757)


彼の代表的な作品でもある

「鍵盤楽器のためのソナタ」は 555曲もあるそう。



この曲集は一般的に

《チェンバロのための練習曲集》と訳されています


その中でこの K.9 [Allegro] ニ短調は

牧歌を意味する「パストラル」の呼称を持ち、

19世紀に最もよく知られたスカルラッティのソナタのひとつ。



このソナタは、

古典派の中心となった

モーツァルトやベートーヴェンなどのソナタへの兆しが見られ、


さらに、

チェンバロやクラヴィコードから改良されて

少しずつ普及し始めたピアノへの移行を示す

演奏上の技術の改革が見られます。




斎藤 一次氏が書かれたものに


「Domenico Scarlatti のソナタ演奏に関する一考察」

という文献があります。



その中から冒頭のごく一部を。。


ピアノ演奏において大切なことは

様々な時代とその様式を知り、

その時代に合った演奏スタイルによって演奏すること。


それぞれの時代の、その演奏にかなった

技巧やメソードが必要になってくる。

そのメソードが Bach を演奏するのに適していても

そのまま Bethoven や Chopin を演奏するには適さない。



深いですね。

むずかしい、、、