【6月】街にとけ込む涼やかカジュアル
今日は、コラム取材の後に春の表参道をウィンドウショッピング&散策。質感がふんわりしたポロシャツに、リバーシブルの麻ジャケット。ボトムスは、ゆるっとしたチノパンとバランスを取るため、スニーカーはポッテリとしたフォルムのニューバランス327シリーズを。それに同系色のキャップとサングラス。
着る学校とともに、ファッションオタク部の連載も3年目。読者の方から感想をいただくこともあり、少しでもお役に立てていれば嬉しいです。
毎月掲載するコーディネートは、実は最終形に至るまでに、ちょっとした試行錯誤もあります。その日に出掛ける場所や会う人のこと、天気や自分の気分……、あれこれ悩んで、鏡の前で着替えを繰り返すことも。
『読むレッスン』の今年のテーマは「やってみよう!」なので、ファッションオタク部でも、私自身のリアルなコーデ写真をもとに、そこに至るまでの私なりの考え方や経緯を、「コーデの裏側」として毎月セルフ解説します。苦労(舞台裏?)の様子をお見せするのは少し恥ずかしくもありますが、読者のみなさんがコーデを考える際のご参考になれば嬉しいです!
では早速、今月のコーデです。
秋冬は、私にとってテッパンともいえる、こっくりと濃厚な色合いのお洋服中心でしたが、初夏の気配が街にあふれる今、ダークな色の服をしまって、白っぽいもの、明るいものを着て街に出たい! という心の声が(笑)。気温や湿度も気になってくるので、めざすは身体に優しくて見た目も涼やかなスタイル。
白といっても、パキっと真夏の光を反射する純白ではなく、きなり色や淡いカーキでどこかヨーロッパ風な大人の女性らしさをイメージ。ポロシャツは色や素材しだいでは、一気にスポーツ寄りになるので、街着として選ぶなら、少しアメカジから離れることを意識して。そして、身体の快適さをとことん優先するなら、仕上げには日傘に手が伸びそうになりますが、チノパン・スニーカーには不似合いです。トラッドベースならカンカン帽も◎ですが、これもボトムスとのバランスがイマイチ。最終的に選んだのは淡い中間色のキャップ。気軽さと大人っぽさをうまく橋渡ししてくれました。キャップなんて若作りみたいで恥ずかしいですか? 私もめったにかぶりませんが、クローゼットで試着を繰り返していたら、新鮮で今の自分にいいものに出合えました。考え込むよりも実際にどんどん手を動かして試して、一緒にファッションの引き出しを増やしましょう。
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