「若造り」がなにか?
エイジズムとエイジング。
混同しそうな言葉だが似て非なるものだ。
エイジズム=年齢に基づく差別のこと。
年をとると、たとえ、「高齢者」でなくても「引け目」を覚えるメンタルになっていく。
自分らで作り出している自分自身への差別感情とも言える。
日本ではそれが顕著にあるが、欧米などでもあえて「年齢を聞くのは失礼」と言われるから、「年齢」には何か特別な意味があるのだろう。
更年期の訪れによる諸症状、筋力、体力、気力の衰え、視力低下など身体の老化に伴うさまざまな不具合が生じるのは事実でもある。
朝のフェミ読みタイム。
オンライントークで、そんな話をする。
たしかになぁ。
世間一般では「シニア女性」が、華やかな服装をしていると「若くみられたいんでしょ」となったりする。
30代になると、とくに女性たちは突如として「30歳のうちに結婚しときたい」と焦る。
「30歳を超えると、マッチング市場で価値が下がる」などと言われることが大きな要因らしい。
「おばさんだから」「おばあさんだから」って自ら言っちゃったり。
そもそも「おばさん・おばあさん」だから、の後には何が続くんだろう。
仕方がない、とか?○○ができなくて当たり前、とか?
それに服装に若いってあるのかな。
自分が着たいから着ているんだと思う。それが自分の意思によるものであれば、若く見せたい、みられたい若造りであってもいいじゃないかと思うじゃないの?とも思える。
他者や「世間」からの無言あるいは有限の圧力でなければいいじゃないか。
生きたいように生き、したいことをすればいい。まあ、体力、財力、実質的な可能性という点では制限はあるかもしれない。
しかし、70代でピアノを始めてリサイタルを開くようになったノリ漁師の男性や、80代でアプリ開発をするという女性もいる。
できることは人によって異なる。とはいえ、「ふと」思いついたことって案外自分の中に長く、あたためてきた、ねむっていたことかもしれない。
それに、あえて「今」チャレンジすることって誰でもできるよね。
土曜日の朝、本(テキスト)を介してフェミトークしませんか🎶