🔴テロス思考 続き
2018.01.01 02:19
30年、40年、50年、60年…100年です。
この激変時代 18〜20年の変化が 1年で起こるなら
100年先を考えてちょうど5年後になります。
ホメーロスの叙事詩⦅オデュッセイア⦆ではオデュッセウスは『何を目指すのか?』への答えを持っていました。
それは イタケでした。
それは彼らが望んだ大いなるビジョン。
妻ペネロペの元に戻るということでした。
そして、私の仕事柄言えることでもあり皆さんも直観的にご存知の通り私たちは イタケを失いました。
私たちは自らの『目的地』を失いハムスターの回し車に乗っています。
私たちは解決を図っていますが解決の後には何がくるのでしょうか?何がくるのか分からなければ人々は行動しません。
事業活動に限らず短期主義を打ち破り一貫して事業を進めているのは驚かに値しませんが家族経営の事業です。
世代縦断的でテロス的であり未来を考えています。これはパティツク・フィリップの広告です。
創業175年です。
驚くべきは こうした SKY・PATHの感性を彼らのブランド具現化していることです。
まあ皆さんは パティツク・フィリップを、持つこともないし私も絶対に持たないでしょうけど。
誰か 二万五千ドルをこのステージに投げてくれたら別ですけどね…
次世代のために大切にするものだからです。
覚えておいていただきたいのは『未来』は名詞のように考えがちですが名詞ではなく動詞なのです。
未来は行動を必要とし私たちが自ら飛び込まなければいけません。
向こうからやってくるものではないんです。
未来は実は私たちが全てコントロールを握っているのです。
しかし、短期主義的社会ではそうでないように感じてしいます。
身動きができなく感じます。
でも私たちは超えて行けます。