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Fashion source: Daily Journal

塔ノ岳:登山中級レベルへ昇格(自分で認定!)

2024.06.10 14:55

 塔ノ岳登山から二日が経過、さらに太ももに災害級の筋肉痛が走る。外出の用事があったが、都心のバリアフリー設計に助けられ、エレベーターとエスカレーターを駆使して乗り切ることができた。では、塔ノ岳の登山レポートを始めよう。


突如決まる塔ノ岳行き 

前日にバディから連絡があり、「塔ノ岳行く?」と誘われた。秩父三大急登の「本仁田山」をクリアした頃から「行けるんじゃない?」と話していた山だ。火曜日に高尾山を登ったばかりだが、登山は天候が命。行けるなら行くべきだ。

金曜日はメルマガの原稿を書く日だったが、朝から頭が冴え渡り、メルマガもブログも早めに終わらせた。11時には就寝。


5:15 起床~6:16 電車に乗る 

5:15に起床。予定通り家を出て電車に乗るも、ある駅で「線路上に寝そべっている人がいるため点検作業を行います」とのアナウンスが!5分ほど電車が止まり、小田急線まで3分で着かなければならない状況に焦る。しかしながら、小田急線の連絡口に便利な車両に乗車しておいたので、間に合った。

8:09 小田急線・秦野駅到着 

ここからヤビツ峠までバスで48分。幸運にもバス停の前の方に並べた。数分後には50mほどの列が出来上がっていた。

9:12 ヤビツ峠到着 

家から3時間かけてようやく登山開始。登山口まではアスファルトの道を歩いた。天気は良く、雲もあったため照り返しもなく、楽に登山口に辿り着けた。

9:40 登山口 

登りが続くが、だいぶ慣れてきたため息も上がらず進むことができた。山中でのアレルギー性鼻炎対策も万全で、漢方薬の「小青竜湯」と「ノーズスプレー」で対処。

 50分ほど登ると視界が開けてきた。高尾山なら頂上の時間だが、ここは塔ノ岳。まだ登りが4時間も続く。この日は風が適度に吹き、気温も適温。まさに登山日和。

山の中は思ったよりも虫が少ない。蝶やセミも見かけず、山のイメージが変わった。  


11:05 三ノ塔

三ノ塔で1205m。360度のパノラマを楽しむ。

 1000m以内の山々を登ってきたが、中級レベルになると景色が一変し、登山者も男性が多くなる。世界線によって、見える景色が変わるということはこういうことのなのかというメタファーのようでもある。

 三ノ塔から、次に向かう烏尾小屋が見える!どうやって、どれくらいかかって、あそこまで辿り着けるんだろう?! と思うほど、ファーラウエイ。スタイリッシュな三角屋根に太陽の光が反射して、全体がソーラーパネルで覆われているような、光り輝く小屋に断然興味が湧いた。

 この写真!岳人!(笑) 登りはじめて3時間、アップダウンを繰り返しているが、この山は絶景がく、チェックポイントみたいに山小屋が点在しているので、飽きないで登ることができる。また、少し休憩を取ったりしながら進むようにしているので、汗だくではあったが、辛さもなく黙々と歩いていけた。

 このような階段を何度見たことか! 息を切らさない程度の速度で「まあ登っていれば着くよね」というメンタルでニュートラルに登る。


11:47 烏尾山荘

 あらら? これがあれ? なんか、シャイニーに光っていたと思っていたのに、近くで見るとシャビーな烏尾山荘。トタンの壁とブルーのドア、木製の表札が絵になる。休憩場所があり、ランチタイムに。ただ、頂上で食べたいために半分だけ残して。

 自家製の炊き込みご飯。私が写真を撮っていると、おじさまが、テーブルの隙間から生えている草をなぜか抜き取ってくれた。(笑)

 塔ノ岳への道は、岩場もおおくなる。危ないように見えるが、鎖もあるし、安全に進むことができた。


 垂直に近い鎖場もある。登る人、降りる人、鎖を譲り合いながら。見た目より大変ではないが、少しでも手を滑らせたら怪我につながるので慎重に。

14:20 塔ノ岳到着! 1491m

 多くのハイカーで賑わう頂上。360度の大パノラマで相模湾まで見渡せる。5時間かけて登ったが、体力的にはまだ余裕があった。残りの弁当も完食。


 山小屋にトイレもあり、マナーとしてペーパーを流さないようになっていた。

 男性グループから写真を撮ってほしいと頼まれ、3パターン撮影して喜んでもらった。

 でなんと翌日、バディーが誰かのYMAPの記事の写真が送られてきて、なんと私が写真を撮ってあげているところが写っていた!(笑)

 左のカーキ色の人は私。よく見つけたな。(笑)

15:05 下山開始

通称「バカ尾根」を下山。1300mを一気に下るコース。バディはこの山を20回ほど登っているらしく、下山が18:00近くになることは珍しいとのこと。初夏なので明るさは問題なし。 

 怒涛の下山で、階段が多かった。私は左足を軸に歩みを進めがちなため、左足に負担がかかり痛みが出始める。

 さらに頭痛がしてきたが、原因は「コーヒーを飲んでいない」ことかもしれない。 最後の1時間半は無言で下山。(笑)


18:00 下山&コーヒーフロート

 バス停のあたりにあるカフェに、念願のコーヒーフロートがあった! 飲んだら頭の痛みが消えてゆく…。


19:20 弘法の里湯(こうぼうのさとゆ)

小田急線途中下車で「鶴巻温泉駅」近くの日帰り温泉で汗を流す。これで、家に帰ったら寝るだけ! 新宿までの電車中でブログを書き、夕食は新宿駅のマンゴーツリーカフェでフォーを頂いた。22時頃帰宅し、登山の洗濯をして就寝。


 今回の登山で、中級レベルへと昇格することができました。(自分で認定)ファッションに関しては、UNIQLOの「ワークパンツ」の性能が良すぎて、登山中もサラサラのままだったことに驚きましたし、オリジナルART TEEのスポーツ素材のものも、その快適さを実感できました。ルノワールの描いたビクトワール山を着ながらの登山も、アーティスティックな気分を盛り上げてくれました。

登山中のアレルギー性鼻炎との闘いも、ほぼ解決。次は左足つま先の痛みを解決することができれば、さらに長い距離を楽しめるでしょう。2日目の筋肉痛はまだ癒える気配がありませんが、明日はどうなるでしょうか?(笑)