Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

本隊&CHAOSが豪華カルテットを結成も主役を奪ったのはオスプレイ!

2018.12.14 15:00

12月14日 新日本プロレス「JRA presents Road to TOKYO DOME」後楽園ホール 1723人 超満員札止め


<第1試合 20分1本勝負>

本間朋晃 獣神サンダー・ライガー ○タイガーマスク KUSHIDA(11分17秒 エビ固め)トーア・ヘナーレ 吉田綾斗 成田蓮 ×上村優也

※タイガードライバー


<第2試合 20分1本勝負>

○鷹木信悟(10分44秒 片エビ固め)×海野翔太

※ラスト・オブ・ドラゴン


<第3試合 20分1本勝負>

後藤洋央紀 ○ロッキー・ロメロ(11分23秒 横入り式エビ固め)鈴木みのる ×飯塚高史


<第4試合 30分1本勝負>

○石井智宏 YOH SHO(13分14秒 片エビ固め)タイチ ×金丸義信 エル・デスペラード

※垂直落下式ブレーンバスター


<第5試合 30分1本勝負>

バットラック・ファレ タマ・トンガ ○タンガ・ロア 石森太二(11分57秒 エビ固め)内藤哲也 EVIL SANADA ×BUSHI

※スーパーパワーボム


<第6試合 30分1本勝負>

○オカダ・カズチカ(12分36秒 片エビ固め)×外道

※レインメーカー


<第7試合 30分1本勝負>

棚橋弘至 ○ウィル・オスプレイ 真壁刀義 矢野通(14分57秒 片エビ固め)ケニー・オメガ 飯伏幸太 高橋裕二郎 ×チェーズ・オーエンズ

※ストームブレーカー


 後楽園2連戦の1日目のメインは棚橋&オスプレイ&真壁&矢野の本隊&GBH&CHAOSの連合軍がケニー&飯伏&裕二郎&オーエンズのゴールデンラヴァーズ&BULLET CLUBELITE連合軍と対戦。棚橋はオスプレイとは初タッグだが、真壁と矢野は約9年ぶり、まさしく豪華な組み合わせとなるも、入場では矢野、真壁、オスプレイ、棚橋の順で登場も、真壁は矢野に裏切られたことにまだわだかまりを持っているのか、矢野とは距離を取る。

 試合は飯伏とオスプレイでスタート、両者はヘッドスプリング合戦、飯伏のフランケンシュタイナーもオスプレイが着地するなど。凄まじい読み合いを繰り広げる。

 矢野vs裕二郎となると、矢野は崇コーナーを作って裕二郎に直撃させるが、コーナーポストでの一撃はオーエンズに取り上げられると、オーエンズは裕二郎と共にコーナパットで一撃、だが矢野は裕二郎の髪を掴んで倒すと迷うことなく真壁に交代、しかし裕二郎とオーエンズは合体攻撃で真壁を捕らえてから、ELITEは真壁に照準を定める。

 そこで矢野がカットに入ると真壁が裕二郎にラリアットを狙うが矢野に誤爆、それでも矢野は真壁にアシストすると、真壁がオーエンズに左のラリアットを浴びせてから、棚橋に交代すれば、オーエンズのケニーに交代、棚橋は低空ドロップキックからセカンドコーナーからのサマーソルトドロップ狙いは、ケニーは立ち上がって睨み合いになる。

 両者はエルボー合戦、棚橋は太陽ブローに対しケニーは逆水平、棚橋はビンタも、ケニーは場外に追いやり、棚橋が逆上がりで戻ろうとするが、肩車で捕らえたケニーが片翼の天使を狙うが棚橋はツイストアンドシャウトで切り返す。

 そこで飯伏が入りゴールデンラバーズが連係を狙うが、飯伏を排除した棚橋はケニーをテキサスクローバーホールドで捕らえるも、飯伏がミサイルキックでカットする。

 棚橋はオスプレイに交代、オスプレイはケニーにトップロープからの619、変形スリングブレイドからその場飛びシューティングスターは、ケニーが剣山で迎撃されるが、オスプレイがスタナーからオスカッター狙うと、ケニーが高速ドラゴンスープレックスで投げ、飯伏もその場飛びムーンサルトで続く。

 飯伏がミドルキックもオスプレイはマウスで応戦すれば、飯伏はバックホームラリアットで返し、ここでELITEが入ってトレイン攻撃、オーエンズがプリンスズスロウンで捕らえるも真壁、矢野がカット、オーエンズはパッケージドライバーを狙うが矢野がカットには入ってから乱戦となり、真壁が連係を狙うゴールデンラヴァーズに両腕ラリアットを浴びせると、オスプレイが場外の飯伏にサスケスペシャルを炸裂させる。

 リングに戻るとオーエンズのパッケージドライバーを阻止したオスプレイは見えない角度からのトラースキック、棚橋のスリングブレイドの援護からストームブレーカーで3カウントを奪い、本隊&GBH&CHAOSの連合軍が前哨戦を制した。

 試合全体を振り返ると主役を奪ったのはオスプレイ、飯伏だけでなくケニーにも積極的に絡むなど、ヘビー級へ挑戦することをアピールし、棚橋もアシストに徹したのもあって連係も見事に決まっていた。


 セミで行われたオカダvs外道は、外道が右腕を吊り松葉杖姿で登場して、朝交通事故に遭ったとして試合をキャンセルするとアピールしたところで、オカダが登場、外道の嘘を見抜いてか、速攻勝負を断言、ところが外道がオカダの顔面にスプレーを噴射すると、視界を奪われたオカダにメリケンサックで一撃して試合開始となる。

 場外戦を仕掛けた外道は鉄柵攻撃、イスで一撃し、オカダが得意としている鉄柵を使ってのハングマンDDTでオカダの首にダメージを与え、リングに戻ると外道がコーナーパットを外して剥き出し故コーナーにオカダを叩きつけて、サミングから再び場外戦を仕掛け、通路に連行し客席に叩きつけ、英語解説のロメロを挑発しつつ、オカダの上にイス盛り作ってからイスで一撃、リングに戻ってレインメーカーポーズから足蹴、ナックルを浴びせていく。

 しかし視界が戻ったオカダはエルボーからエルボーアタックで反撃すると、串刺しエルボーからDDTで突き刺し、外道は場外へ逃れバックステージへ逃亡を図るが、オカダは逃さずリングに連行、外道は許しを乞いつつキックはオカダがキャッチしてエルボー、外道はサミングもオカダはジョンウーを発射する。

 ここで邪道がリングサイドに現れ、オカダが気を取られると外道が強襲して急所蹴りから外道クラッチで丸め込み、またメリケンサックを装着して海野レフェリーがチェックするも、その間に邪道が乱入、オカダは撃退したが、外道はオカダと海野レフェリーを交錯させて無法地帯を作り、オカダがリバースネックブリーカーを決めたところで、今度は試合が組まれていないジェイ・ホワイトが乱入する。

 ジェイはオカダを無双で叩きつけ、たまりかねたロメロが英語実況席から駆けつけるも、ジェイはブレードランナーで返り討ちにする。ジェイはオカダにもブレードランナーを狙うが、ジェイと外道を交錯させるとドロップキックでジェイを排除し、外道にツームストーンパイルドライバーからレインメーカーで3カウントで勝利となったが、試合後はジェイに襲い掛かるも、ジェイはスリーパースープレックスで返り討ちにした。

 試合内容も外道の本来の持ち味であるヒールファイトでオカダを苦しめたが、オカダは外道は制裁したものの、またジェイにKOされてしまい、ジェイの勢いを見せつけられる結果になった。


 鷹木vs海野は、海野が押し込んで張り手、鷹木の逆水平もいなして張り手、エルボーからスライディングキック、エルボーの連打は串刺しエルボーと積極的に攻めるが、ミサイルキックは自爆すると、鷹木はパンピングボンバーで場外へ追いやり、鉄柵やリングに腰を打ちつける。リングに戻ってロープ越しのニードロップ、フェースロックからエルボードロップ、セントーンからボディシザースとスタミナを奪いにかかる。

 海野は張り手も鷹木が逆水平で黙らせ、ブレーンバスターで投げるが、海野はドロップキック、フォアアームと反撃、串刺しエルボーからミサイルキックと攻め込むも、バックを奪ったところで鷹木がDDTで突き刺し、串刺しパンピングボンバーの連打から、海野が得意としている背面ダイビングエルボーを投下する。

 鷹木が左右エルボーに対し、海野は往復ビンタで返し、鷹木のバンピングボンバーをかわしてジャーマンスープレックスホールドで追い詰めるが、鷹木はグーパンチから左のパンピングボンバーを炸裂させ、ラスト・オブ・ドラゴン狙いは海野が回転エビ固めも、鷹木は熨斗紙からパンピングボンバーでラスト・オブ・ドラゴンで3カウントを勝利、さすがの鷹木も試合後には握手を求めたが、海野は手を払いのけ拒否した。


 内容的にも海野が大健闘で、鷹木もここまでやるかと思ってみなかったのではないだろうか、海野が成長した後で、この二人の戦いはじっくり見て見たい。