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「草の詩の泉」

2024.06.11 09:55

Facebook詩人 木村浩欣 さん投稿記事

写真詩「草の詩の泉」

あたり前の日常  あたり前の真昼  あたり前の風の匂い 心は第三隔壁から風景を眺め

深奥の我には何も届かない   窓は閉じられたことはないというのに

この地球に生まれた目的を  私は歌う

しかし 誰の作った歌だろうか  私は本当に森を見ているのだろうか

私は本当に貴方を見ているのだろうか  手続きと交換と消費 そして創作

約束があるかのように  昨日は今日になり明日が生まれる  その影のような法則は

本当の意味を握っているのか

空は本当に青いのか  私は本当に私なのか  人は本当に人なのか  魂の奥底の泉から

感情の池の底から  言葉にならない響きが生まれる

その響きは 日々の事実の一つ一つを細分化し  時空の虹の回転木馬を  かき混ぜながら

無意味の暗黒のタールに変じてゆく

ああ夜よ ここには喜びも悲しみも在りはしない 昨日の発見は今日にはすでに役立たずで

明日の希望は この夜の私を忘れている 常なる事なきカレンダーを進みながら

私は一歩一歩を踏みしめる  自分という暴風に飛ばされぬようにと

タバコが旨い  ヒーローコンプレックスに満ちた  映画を見る

何とも間抜けな自覚の欠如よ ニュースのアナウンサーは 他人の不幸を白々と語り続ける

祈りもポエムも毒であるかのように

世人よ 君たちは絶対に私を理解できない まず是を自覚せよ

心の深奥から 滾滾と湧出する名状しがたき何か 誰のために 一体どんな建設のために

喜びは目的を条件とはしないのだ 蒼天の太陽の歌に 踊り狂う無数の草たちの叡智を

人の世は なぜ知ろうとはしないのか それを吞み込んだら

人は正しき人では居られなくなるだろう

自問とは罪なのか 物質と化した己が枯渇を 直視する時間を 人々は完全に忘れ去っている

しかしその無窮の喜びは 真にこの草地にこそあるのだ

人は皆 大地を喰らい 風を呑み 花の歌を聴き 鳥の声の虹色を遊ぶ

そして清水にひそむ138億年の記憶を 体中に走らせているのだ 大いなる謎を抱け

意味の城郭を抜け出し 荒野の突風の只中に立て そして 滅びゆく希望と

霧消してゆく記憶を 天空に差し出し 無限時空の生命を受け取るのだ

天使も悪魔も人の作りしもの それは天之眞名位の忘却から 産まれた

自灯明 法灯明 久遠の天地の呼び声に 今こそ応ずる時であろうぞ

(、「草の詩の泉」、

https://www.youtube.com/watch?v=tuoWG3qJqMA

BGMとしてお楽しみ下さい。

https://www.youtube.com/watch?v=3NcZJuNaQ7s

皆々様の上質な生活にお役立て下さい。


☆彡「特別YOUTUBE動画五本」

https://www.youtube.com/watch?v=MjtAsILefMY&t=1s

https://www.youtube.com/watch?v=jj3EvtLrM0c&t=1s

https://www.youtube.com/watch?v=5IxvxVr5VZE&t=816s

https://www.youtube.com/watch?v=57LZZA9xZU8&t=

https://www.youtube.com/watch?v=7e4kmc8HvB4&t=2435s

https://www.youtube.com/watch?v=lXZ3GtdmBkM

~編集後記~

皆々様、お元気でお過ごしでしょうか?。記事冒頭の写真はアヤメの写真を加工したものです。面白いでしょー。

さて、今回もかなりシュールな感覚が仕上がりました。私はこういうヒネクレタ表現が大好きなんです。しかし、もっと健康的な詩表現も、出来なくちゃいけないかな、とも、考えます。しかし、です。このシュール感、は決して悪魔主義ではありません。大宇宙のロマンとそれを意識しない世間のギャップを意識しているわけです。さらに、我々の本質は根源的に祝福されたもであるという事が、常に根底にあるメッセージです。ここにある言葉たちが、皆々様の心に残り、生活の中で、気持ちのいい気づきや、意欲の種になれば幸甚でございます。

皆々様の、ご意見とご感想をぜひ、遠慮なく、コメントください。皆々様のお言葉が今後の私の詩表現のクオリアを成熟させて下さいます。宜しくお願い申し上げます。

あ~う~わ~、あ~う~わ~、あ~う~わ~、

とほかみえみため~あいふへもおすし~

天皇弥栄・世界平和・万民豊楽を、誠心を込めてお祈り申し上げます。

合掌・感謝・浩欣。