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hydronym

脱稿、とはずかたり。

2024.06.11 15:22

本として好きかどうなんだよなあ。
と思った。本を創っているし、お迎えさせて頂いてるし、実は細々古本屋も営み始めました。主に文庫専門ですけど。
そんな中で好きな本や言葉はずうっと、何度でも拝読したいし、そっと繋げられるように出来るよう意識したいというか。では、どうすればいいのでしょうねと問い続ければいいかなと。


まあそんなわけで、おかげさまで漸く6/30の本が脱稿しました。
ホントに本日ね……

米津さんの「さよーならまたいつか!」を流しながら、そういうことだよなあと思いながら書きました。

昨今テーマパークで浮き上がってきたように、二次も同じようにテンプレや作家(ないし読み手)としての作法が画一化されていること、そしてそれに該当しない場合には一見取りこぼされるように見える良し悪しもあるのでしょうね。

でも、言葉ってそういう枠に収めようとすると反発すると感じますし、繋がっていく言葉は必ずしもその枠を必要としない気がしましたね。

因みに此方が色々あってこうなった表紙ですm(__)m
書籍タイトルを漢詩から引かせて頂いたのもありまして、祝福が彼ら自身にあればというイメージで選定した再録分3本+歌うたいの作さん×物書きの尾の物語と相成りまして……前回お世話になった明治時代の方の露伴先生の枕頭山水の表紙のイメージで改定しました。
尚、幸の文体はY村A先生っぽくて、尾の文体は芥K賞で同時選考になって受賞されたU能先生みたいな感じかなと思いつつ。
どうつながっていくかなあ。