梅雨時の写真撮影の切り札・タオル
撮影に大敵な雨、カメラは電子機器です!
梅雨に突入する季節なり、大阪南部の我が家でもガクアジサイの何種類かが開花し始めています。ラグビー観戦には本当に嫌な季節になりますが、写真撮影には、更に最悪な時期となります。
というのは、カメラは正に電子部品の塊であり、滅法雨に弱いのです。防塵防滴(←防水ではない)であっても、大雨でびしょ濡れになるとエラーが多発して撮影が極めて困難になります。点検にでも出そうものなら、ちょっとしたカメラなら、カメラ本体とレンズ各々25,000円(CANONの場合;税別)になります。50,000円(カメラ・レンズ)+5,000円(税)ですから、私など生活の困窮に直結します。(涙)
以下、ほとんどの方は雨中の写真撮影なんて全く関心がないことでしょうが、もし観客席やフィールド廻りから撮影されるのなら参考のためにご確認ください。
一般的雨対策グッズ
かくして、一家離散しないように雨対策を講じることになりますが、これが実にメンドクサイのです。
一般的に雨が予想される時に用意する「雨対策グッズ」は、以下の通りです。
①タオル数枚・・撮影機材(カメラレンズ)に被せます。ついでに手や顔を拭きます。
②ゴミ袋数枚・スパーのレジ袋数枚・・ゴミ袋は持参物(予備タオル等)の包み込み用
③写真撮影用防水カバー・・カメラに被せる専用ビニールグッズ
④ゴアテックス帽子・ゴアテックス雨具(ジャケット・ズボン)・傘 等々
数枚のタオルとレジ袋が現実的
結論から申し上げれば、「カメラ本体・レンズ防御用」にはタオル数枚とスーパーのレジ袋数枚があれば十分であります。
撮影時に傘を差しながらというのは機動力に欠け、全く無理筋です。三脚に自転車に付けるようなん傘セットの専用機材がありますが、風に滅法弱いので使い物なりません。
少々の雨なら、タオルをカメラに巻き付けながらというのが現実的です。
更なるお勧めは、レジ袋にレンズの先っこ相当の穴を開け、カメラにすっぽり被せるのがプロカメラマンが多用される方策であります。ただし、撮影途中でぐちゃぐちゃになって使いにくいったらありません。(私だけかも・・)
市販の雨対策カメラカバー等は使い物にならない!
市販の雨対策カメラカバーなんてものは、私が使った限り、高額な割には全く役に立ちません。レンズに雨滴がついたり、内部に水分が浸み込んだりして使い勝手が極めて悪いものが大半です。
一試合くらいなら、タオル被せ方式が最良の選択だと思っております。できれば、カメラ1台に付きタオル一枚ずつ準備すれば完璧です。尚、防塵防滴仕様以外のカメラ・レンズを雨中で使用する様な冒険はお勧めしません。1台55,000円(税別)支出覚悟の余裕のある方でもお勧めしません。
タオルが重宝
結論的に申し上げれば、少々の雨なら濡れながらタオル一枚をカメラに被せて撮影する。それだけでOKだと思います。あとは、自らが濡れるのが嫌なら雨具を着用したら良いと思いますが、逆境に強い(?)私は濡れるに任せ、まず着用することはありません。
でも、ポツポツ・シトシトの雨でも80分も濡れ続けると結構下着まで濡れ込んでしまいます。同志社が勝てば、それも、なかなか乙なものではありませんか。負けたならば・・・、そんなこと一切考える必要なしです。(激昂)
雨具着用はオプション、大雨なら撮影しない!
ということで、レインコートやポンチョ等の雨具は、オプションでご使用ください。私は使わないのを原則としています。
立教戦定期戦(2024.6.2)開始直前の様な大雨の場合は、我々アマチュアは撮影を中断しましょう。きっとラグビー部と同志社スポーツアトムが継続撮影してくれています。ちなみに私の場合、過去20年間、雨で自身の自発的撮影中断はありませんでした。余程の大雨でない限り、99%タオルだけで雨対応可能です。
一番良いのは、雨除けの銀傘の下で撮影することなのですが、なかなかそんな恵まれた会場で試合することが現実には少ない様です。
結論:タオルを持って、いざや雨中ラグビー撮影に!
要は、最低カメラ1台に1枚のタオル、それもフェイスタオルを持参すれば、ほぼ完璧です。バスタオル1枚追加が理想ですが、案外嵩張りますね・・・。フェイスタオルを多めにが現実的だと思います。濡れたタオルはレジ袋に入れて、帰宅しましょう。
あ、それから、湿ったカメラやレンズは、帰宅次第乾拭きし、陰干しするのが必須です。
蛇足ですが、雨天時に走者マーク等の自動撮影をすると100%近くブレます。特に望遠撮影では、AV・TV優先を使用して下さい。ISOの活用がポイントになりますが、細かいことは、別の機会に・・・。
以上、DRFCカメラ班(開店休業中)の撮影担当さいたま69による「雨ならタオルでラグビー撮影」の巻でした。へへへ、余り参考になりませんね。大変失礼致しました。(F)