実るほど…
こんにちは!ECCジュニア犬山南志水教室 講師のTakagiです。
今年度も、英語・英会話コースの「ECC児童英語検定試験一次試験」、中学英語強化コースの「統一テスト」が終わり、試験結果報告と進級手続きの個人懇談会を行っています。
今回のECC児童英語検定試験一次試験は主にリスニングと筆記問題で70点満点。
二次試験は年明けに公民館などで行われ、ネイティブ講師と一対一の面接試験で30点満点。
…まずは一次試験がよくできるとホッとします。これは日頃のレッスン、宿題、小テストなどに地道に取り組み努力した結果が表れやすいものです。
心から、「いつも頑張ってるもんね!頑張ってきて良かったね!」と褒められます。
まあ、「試験」というものは緊張するので、気負いすぎて実力発揮できなかった…なんてことも往々にしてありますが。
…にしても、世の中には生まれつきなのか、すごーく頑張らなくても物事を理解・記憶でき、優秀な結果が残せてしまう人が一定数いる、ということは皆さんご存知だと思います。
教室の生徒さんの中にも何人かいらっしゃいますが、はっきり言って、
「羨ましい〜!」
ですよね!
それでもって、保護者の方々にお聞きすると、
「あの子は家ではあまり〇〇でないので…本当に△△のお陰様で…有難うございます。」
...などなど、謙虚な保護者の方の多いこと!
自分だけで成し得た結果ではなく、
「常に周りのお陰様」
という子育てをなさっているんだな…と尊敬の念が湧きます。
「実るほど 頭(こうべ)を垂れる 稲穂かな」
(英語版はThe boughs that bear most hang lowest.)
と言われますが、恵まれた能力のある人が成長して実力をつけ、一流になればなるほど頭の低い謙虚な人になる、ということですよね。
恵まれた、というのは英語で blessed とか gifted というところでしょうか。
オバマ前アメリカ大統領の夫人、ミシェルさんのコメントでとても印象に残っているものがあります。
[対訳]オバマ演説集 朝日出版社 より
『One of the reasons why I respect Barack is that he understands “to whom much is given, much is expected,” and when you’re blessed, you don’t sit on your blessings, that you figure out how do you make use of them and give them to the greatest number of people.』
(Michelle Obama, Barack’s wife)
『私がバラク(オバマ前大統領)を尊敬する理由のひとつは、彼が理解しているからです。「多くを与えられた者は多くを求められる」のであり、恵まれている人は恵みの上にあぐらをかいていてはいけないのだということを。そして、どのようにその恵みを活用すれば、最も多くの人々に分け与えられることになるかを考えなければいけないのだということを。』
(ミシェル・オバマ、 バラクの妻)
オバマ前大統領は謙虚ですものね。ミシェルさんもそんな彼に惚れたんですね♡
恵まれた人々は、どうかその恵みを私利私欲のために使うのではなく、世のため人のために使って頂きたいと切望します。
ズル賢く周りを利用するとか、巧妙に汚職を繰り返すとか、まさに恵みの上にあぐらをかいたような…
エリートと呼ばれる方々の不祥事がニュースになると、
「なんでその素晴らしい能力を良いほうに使ってくれないのかな?恵まれているということに感謝して、自分がすべきことを理解できない時点で一流ではないってことだろうけど…残念!」
と思います。
将来の夢や希望に溢れた若い子どもさんたちに接する度、
「この子たちの将来が明るいものになりますよう、そしてこの才能溢れる子たちの中から、今の閉塞した社会を変えてくれる子が、苦しんでいる人たちを救ってくれる子がたくさん出てきますように!」
と願わずにはいられません。
I wish you all the best, everyone !!
↑ オバマ氏ブームになった頃、「Yes, we can !」がもっと聞きたくて買いました。
忘れた頃に又聞いても「良いな~♡」と思います。英語もキレイで勉強になりますよ!