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欧米流、年齢に関係ない自由なライフスタイル

2024.01.31 15:10

こんにちは。女性の海外ライフスタイル研究所の代表まつなお(松本直子)です。

私は、海外で暮らしたい」「海外で働きたい」という女性を 25 年以上サポートしてきました。35 歳でアメリカに来てから十数年。現在も多くの日本人女性のお手伝いをしています。


女性の海外ライフスタイル研究所では、20~30 代の女性を中心に、海外でのライフス

タイルやキャリアに関する個別相談・勉強会・交流会をおこなっています。


今回は、年齢に関係なくおしゃれをしたり、恋愛をしたり、やりたい時にやりたいことができちゃう、アメリカ流ライフスタイルについてお伝えしますね。



日本の常識は世界の常識と違う。あなたは、どっちのライフスタイルが好き?


カナダでのワーホリ終了後、日本での就職活動を始めた親友Kちゃんの戸惑い

日本の会社で仕事をしていた20代の頃、海外プチ留学から帰国した親友Kちゃんが、日本で就職試験を受けたのに、「落っこちた~!」と泣きついてきたので理由を聞いてみると、就職面接時にスターバックスのコーヒーを面接室に持ち込んだら面接官に怒られたとのこと。


「そりゃ、落ちるでしょ。」礼節欠けまくりのKちゃんの態度に、「日本ではそんなことしちゃダメなの、常識だよ。」と諭す。「海外ではスタバごときで人を評価しない。」と、反論するKちゃん。短期留学中に海外ライフスタイルに慣れたKちゃんが、日本社会不適合者になってしまったのを見て、「Kちゃん、自由過ぎるわ。」と襟元を正したわたし。


やがて、自分がアメリカ留学を経験したとき、なぜ親友Kちゃんが日本の常識を逸脱して、ココロもカラダもブロックが外れて自由になってしまったのか?その理由がわかるような体験が自分にも起きることになります。


アメリカでは「こうあるべき」と誰かに言われることも無いし、「こうせねばならない」というルールも無い。自分がやりたいことを決めて、自分が責任を持って行動することが基本。日本の常識はここでは通用しないと気づいたんですね。



年齢に関係なく、おしゃれを楽しめちゃうのもアメリカ流

年齢に関係なく、おしゃれを楽しめちゃう。ピンクの服を着たおばあちゃんや、肌の色が違う人々がいる。大胆な色使いができる人々がいるのも刺激的でした。


アメリカ生活でおどろいたのはファッションの自由さ。アメリカでお店に入るとすぐに目につくのは、赤やピンク、黄色など、色鮮やかなお洋服が華やかに展示されていること。


日本のお店の場合、モノトーンや落ち着いた色調のお洋服が多く、どのお店に行っても、季節ごとの流行はファッション業界全体で決められているようで、どこのお店でも似通ったデザインのアイテムが並び、お店による違いが少ない印象があります。


アメリカでは、お店ごとに個性が光る、独創的なデザインや色使いのお洋服がたくさんあるんです。黒人の女性たちが原色の黄色や緑をサラッと着こなしていたり、年齢に関係なく白髪のおばあやんがピンクのアイテムを選んでも誰からも何も言われない。


肌の色が違ういろいろな人種の方々が年齢に関係なくおしゃれを楽しめる。バラエティに富んだ色使いや組み合わせは、まるで、ファッションショーを見ているようなワクワク感で、自分だけの個性的なスタイルを見つけられる楽しさもありますね。


そういえば、友人の親戚のお葬式に参列したときに、真っ赤なドレスで参列していた女性を見ました。お葬式だからと黒ずくめの衣装で悲しむよりも、生前にダンスが好きだった彼女を偲び、亡くなった彼女が天国でもハッピーでいられるようにと祈りをこめてドレスを選んだそうです。お葬式は黒という「常識」や「形式」「誰かが作ったルール」よりも「相手への思い」や「その人の在り方」が優先される国なんだなと、その時あらためて思いました。



日本に一時帰国したときに気づいた自分自身の変化。メンタルブロックが外れた「自由人」は、日本社会では「変人」

アメリカ留学から一時帰国したとき、身近な人の反応から、自分自身が変化したことに気づきます。例えば電車に乗っていた時、知らない誰かに話しかけている自分がいたり、誰かの他愛のない言葉を真剣に受け止めてディスカッションを始めたり、アメリカ人が日常に自然にしている「ハロー」の文化や「わたしはこう思うよ」の自己主張の文化が自然と身につき、どこででも躊躇せずにアウトプットしている自分が居ました。「ここは日本なのだ」という認識をすっ飛ばして、日本の規律や常識に束縛されていない「自由なわたし」が確かに居ました。


内面だけではなく外見的にも変化があったようで、(と言ってもアメリカのデパートで購入した普通のお洋服を着ていただけでしたが)少し派手目な色使い、露出が多めのデザインの服を着ていると、母親から「恥ずかしいですよ。」「年、相応にしなさいね。」と、受け入れ難い娘、「変人扱い」をされる始末。


この経験はかつて、親友Kちゃんが味わったのと同じ体験なのだなぁと理解ができました。


常識と非常識が真逆の世界があり、一方では奇異な目で見られ違和感を感じ、もう一方では、誰からも干渉されず、解き放たれる。だとしたら、自分はどちらの世界が好きなのか?どちらのライフスタイルを選んだら居心地が良いのか?


私は後者を選び、アメリカ人と結婚して自由な国アメリカで暮らす道を選びました。



結婚って一回だけじゃなくてもいいのよね。何歳になっても恋していたい。素敵な人と出会って一緒に居たいと思うのはティーンエイジの特権ではないの

アメリカで結婚した当時、主人の母親は、御年60歳を過ぎていましたがシングルで独身生活を謳歌していました。独身といっても、主人の父親(わたしの義父)とは離婚をしていたわけではなく、距離を置いて近くにいたような感じです。義父母の関係は「結婚」という紙切れ一枚でステータスは保っていたようですが、完全別居をしているという具合に。その状態で義母は常に彼氏を探していて、彼氏ができたら一緒に暮らすという感覚です。


そんな義母は、毎月一回小さなレストランのコーナーを借りてシングルズパーティーを主催していました。「クラシファイド」という新聞の無料広告欄に出稿し、同年代のシングルの男女を集めて、ランチを楽しむというささやかな会でしたが、その中で実際に結婚に至るカップルが誕生するなど、出会いの場としてなかなか機能していたようです。


わたしは義母の「シングルズパーティー開催」を手伝い、新聞広告を出したり、レストランへの送迎をしたりしているうちに、義母の思いに刺激を受けて、アイディアが浮かび、当時から私自身が運営していた結婚相談所の可能性を広げてみたくなり、世界5都市で「シングルズパーティー」を開催するようになります。

まずはロサンゼルス、そしてニューヨーク、サンフランシスコ、東京、それからシンガポールまで行って、独身男女が出会える場所を創り出し、スピードデートやBBQパーティーなど楽しいイベントの数々を主催しました。シンガポールでは2日間のイベントで100名を超える男女にご参加いただきました。こんなことができたのも義母のバイタリティーからの刺激によるものだろうと感謝しています。


結婚は、一生涯たったひとりの男性を愛し最後まで添い遂げるという考え方もありますが、義母のように「一度だけの人生、出会ってナンボ、楽しんだもん勝ち!」「結婚が一回だけなんて誰が決めたの?」「60歳を過ぎてもティーンエイジャーのように好きな人と恋していたい。」この「自由」な恋愛観念には度肝を抜かれました。愛が冷めても世間体を保つために仮面夫婦のまま晩年を過ごすよりは、潔い。自分の本能に正直に生きることって大事かなと思うんです。



20代~30代からの海外生活で、常識やルールにとらわれない生き方を体験して、自分の可能性を広げてみよう

こんなふうに、いろんな意味で「自由過ぎる」アメリカ生活を経験してきたわたしですが、アメリカと日本を比較して、どっちがいいというような断定をしたいわけではないんです。それぞれの良さを経験した上で、自分はどんなライフスタイルが好きか?自ずと見えてくるのではないかなと感じるんです。いろんな人と出会えば、出会った数だけストーリーが生まれ、いろんな体験すればその数だけ世界が広がり、選択肢が増える。経験値が上がれば視座が高くなっていまの生き方を俯瞰できるから、より豊かな生き方を模索できるメリットってあると思うんですね。


20代~30代の頃にたくさん海外経験をして、いろんなことを吸収できれば、自分の可能性を見つけ出すこともできます。女性の海外ライフスタイル研究所では、女性のみなさまが常識やルールにとらわれずにイキイキと生きるためには?をテーマに、さまざまなイベントなども開催していますので、是非、ご参加くださいね。