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面白いパーマカルチャーの話🌿

2024.06.14 11:48

こんにちは。

実は今回のタイ🇹🇭でのもう一つの目的がありました。それはパーマカルチャーを実践しているエコビレッジを訪れるということです。

エコビレッジでのことは次の記事に書くとして本から得た知識をまとめがてら、今の心境やパーマカルチャー知識をまとめてみます。


資本主義システムへの疲れ


最近の近況から。。。


僕は誰が決めたのか知らない週5日働くという「一般的な生活」とは距離を置き、いまはぼちぼちバイトしながら生活しています。


改めて考えることは少ないかも知れないけど、僕らは生まれた時からずっと周りと比べてられて生きてます。


試験で順位をつけられ、就職していくら稼いだか、出世したか、どれくらいいい生活をしているかというマネーゲームのレースに参加させられています。SNSでも劣等感を抱きます。

勝ち組とか、負け組とか、何がいいとか、何が悪いとかを、多かれ少なかれ刷り込まれて生きています。


でも僕は今、いつの間にか参加させられていたレースを棄権し、外側から気楽に傍観している感じです。

レースに出てないから勝ち負けもなし。

改めて思うと、これって一体なんのレースなんだ?


確かに裕福ではないけど、それでも旅もできてるし好きなこともある程度はできてて文化的。


お金持ちは確かに羨ましいけど、

物を買い続けても幸せになれないし、


お金稼いで色んな欲求を満たそう!

というよりかは、

本当に必要な物を考えて、必要な分だけ働いて、ストレスが溜まらない範囲で働こう。という思想です。


行動経済学の本なんかを読むと、僕らはいかに無駄な情報に振り回され、巧妙に騙されて、物を買わされているんだろうと思います。


もちろん稼いだお金をどう使うかは自由ですし、大量生産・大量消費の資本主義システムによる恩恵は計り知れません。が、


そもそも、この巧妙な国のシステムから、誰1人として独立することが許されていない訳です。


見方を変えれば

僕らはまるて社会の歯車として働くよう勉強させられ、子供の頃からそれを刷り込まれ、世間体で縛り付け、垂れ流されてる広告をみて消費活動をし、売り場でさまざまなテクニックで物を買わされている。


そして結果として、それが地球の環境を半ば無意識的に破壊している。そのツケを子供に残す。


そんな循環の中に生きてる人も多いのではないかな。なんかモヤモヤしませんか?


そんなアンビバレントな気持ちがありながら、今回は禅にも通ずるミニマリストの思想を拡張させて、何が必要か、どう生きるべきかを考えながらの旅です。瞑想をやってみたのもその一部でもあります。


旅だけじゃなくて、日常生活を自分の人生を使っていろいろな生き方の実験してみてる。、、、感じです。


とはいえ、いくら考えても人生難しいものですね。


この世界で生きる上で拭えない矛盾


少し話は変わりますが、世界にはたくさんの問題が山積みです。

いまだに戦争してる国もあるし、なんなら「新しい戦前」と言われるくらいの世界情勢。

そして、人口増加、エネルギー、プラスチック、温室効果ガスによる温暖化、海面上昇、大気汚染、気候変動、森林破壊etc...



そんな世界を知って居ながら、自分は車で通勤し、バイクで排気ガスを出してツーリングを楽しみ、エアコンを使い、紙や木を使い、刺身を食べ、プラスチックゴミを大量に出し、飛行機で旅行してます。


どんな生活をしても今の自分も紛れもなく、環境破壊に加担している当本人です。まるで将来にツケを回して生きているような。


好きに生きてるのは良いけど、

「生きていること、自分の好きな事をすること自体が環境破壊に繋がっている」という自己矛盾がどうも拭い切らない感覚がある訳です。


罪滅ぼしにマイバックを持って行ったり、ゴミをリサイクルしたり、エシカルな物を買ったり、本を読んで知識を増やしたりしているけど、トータルでは地球にとって僕の存在は多分マイナス。


「じゃあ死ぬのが一番環境にいい」と言われても、正直そうかもなと思うこともあります。


じゃあ逆に、生きていることが地球環境にとってプラスになる。そんな生き方は存在するんでしょうか?

そんな問いへの答え、もしくはヒントが今回紹介するパーマカルチャーかなと思いました。


実は人間以外の他の生き物は、生活することで土や空気を作ったり、水を綺麗にしたり、気温を調整したりなど、自然のシステムの一部として機能しています。


広い目で見れば、人間以外の生き物は何かしらの役割を成していて、自然の循環システムの一端を担っているということです。


環境に負荷を掛けない、持続可能な生き方。人間にもできるかも知れない。

そんな生活のヒントになるかなと思って、実体験と本で得たパーマカルチャーの知識について少し書こうと思います。


パーマカルチャーとはなんぞや🌿


みなさん、パーマカルチャーという言葉を聞いたことありますか?僕は昔、三宅洋平の2016年参議院選の演説かなんかで聞いた気がします。


パーマカルチャーは、オーストラリアのビルモリソンと、デビッド・ホルムグレンによって生まれた考え方で


一言で言うと、人間にとって恒久的持続可能な環境を作り出すためのデザイン体系のことです。


①permanent (永久の)+ ②agriculture (農業)+③culture (文化)    が語源で、


ちょっと難しく聞こえるけど、

自然のシステムの中に生きて、農業を含めた生活様式を見直してずっと持続していける仕組みを作ろう!って感じ。


(本から引用すると)

「生態学的に健全で、経済的にも成り立つひとつのシステムを作り出すこと。それぞれの要素にとっての必要がそこで満たされると同時に、搾取したり汚染したりすることのない仕組みであり、したがって長期にわたって持続しうるシステム」 です。


例えば、生ごみをコンポストで戻したり、ニワトリにあげて鶏糞を堆肥化して土に戻す、それで野菜を作る。排水はバイオジオフィルターを使って微生物と植物で分解し、ビオトープを作って生物の多様性が広がりやすい環境を作る。  


山を手入れして里山生態系を維持する。農薬ではなくコンパニオンプランツ(害虫よけのマリーゴールドなど)を使用する。

とかでしょう。


僕もまだまだ勉強中ですが、アンテナを立てたり情報を集めようと思えば集まるし、知識をつけて、共有して、出来ることから実践してみる事が自己矛盾を解決する糸口かなぁと、最近になって思い出しました。


パーマカルチャーの3つの倫理

パーマカルチャーには3つの倫理と

10(または12)の原則)があります。


①地球への配慮

すべての生物・無生物に対する心配りをし、他との関係を考え、節度ある行動を心がけること。

②人への配慮

人間の基本的欲求を保証することにより、人間活動が大規模な環境破壊にならないようにすること。

③余剰物の共有

余った時間とお金とエネルギーを、地球と人々に対する配慮という目的の達成に貢献できるように使うこと。


ちなみに、多様性に関して言えば、

エクアドル🇪🇨の憲法では、

「生物多様性について国がその主権を有し、多世代を通して責任をもって管理に当たること」が定められています。


自然も権利を有し、生物多様性の保護が国家の義務と憲法で制定してるなんて、素敵な憲法ですよね。日本も改憲するなら是非組み込みたいよね。


パーマカルチャーの 10の原則


地球上といえど国や地域、住む場所によって周辺環境や条件は異なるので、どんな気候、どんな文化的条件においても適用しうる持続可能なシステムとして機能させることができるようパーマカルチャーでは「10の原則」が設けられています。


1.繋がりのある配置

例えば、畑の近くにニワトリ小屋を配置して肥料として利用


2.多機能性

例えば果樹園の木陰に家畜の避暑地となったり、土壌侵食を防ぐ


3.多くの要素による重要機能の維持

太陽光と風力、雨水と地下水、いろんな野菜をいろんな場所で育てるなど。


4.効率的な活動、エネルギー計画

仕事の手間や移動距離、その土地の気象、日照、傾斜などを考えて配置する


5. 生物資源の活用

①コンパニオンプランツ(ナスの近くにバジルを植えると病害虫を寄せ付けない、トマトの近くにニンニクを植えると病気を予防する、マリーゴールドによるセンチュウ退避効果


6. エネルギーと物質の循環

例えば鶏糞を堆肥として利用する。コンポストトイレで堆肥を作る。バイオジオフィルターを使って排水を循環させる。


7. 小規模集約システム

コンポストや水をタンクで溜めておくなど。


8. 植生遷移と進化の加速

適切に手を加えて荒れ地から草原、森林へと変化を促すこと。この変化を加速させたり留まらせたりすることで土地の機能や生産性を上げる事ができる。


9. 接縁効果

陸と水、森と草地、河口と海などでは、両方からの資源やエネルギーを利用できるため、もっとも多様性に富んでおり生産性が増大する。ビオトープを作るなどもその一つ。


10.多様性

生物の多様性や農作物の多様性を維持・促進すること。


このような倫理や原則に則り、コミュニティや生活基盤を作ると言った考え方です。


いきなり全ての要素は満たせませんが、このような概念を知っておくと知識が繋がりやすいかも知れません。


最後に


ちょっと理論的な話になってしまいました。


そして知ってみて僕が思ったのは、このような生活を部分的or本格的に実施している人たちは、決して原始人のような生活をしている訳ではないということです。

なんなら知識豊富で頭が明晰で、モノづくりにも長けてて、人との繋がりがある。世界を的確に捉えて、適切な方向にテクノロジーを使っている賢い人たちに見えます。


なんなら生き物的で素敵。


そんな生活を実践しているエコビレッジGaia Ashram。今日も5:30から瞑想していました。


今回はゲストとして泊まっていますが、1日のスケジュールなんかも含めて、次の記事で写真を織り交ぜながら、滞在中にどんな事をしてたかを少しご紹介します。


それではまた。

YAHMAN