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Gaia Ashram🇹🇭初のエコビレッジ🍃

2024.06.15 06:43


サワディーカップ

そんなわけで、縁もあって教えてもらえたエコビレッジであるガイアアシュラムに来ました。

場所はウドンターニーというラオス国境近くの街からさらにバイクで1時間程度。この辺。

序文

送ってもらったパンフレットの序文はこんな感じ。


Gaia is a place for sustainability education, connection with nature and regenerating land, deep introspection, and a place to live in community and be our authentic selves. 

ガイアは持続可能な教育、自然との繋がりと土地の再生、深い内省、コミュニティの中での暮らし、真の自己であるための場所です。


We aim to empower course participants, volunteers, guests, and visitors to live more sustainable lives and to be equipped to live in community. 

私たちはコース参加者、ボランティア、ゲスト、訪問者がより持続可能な生活を送り、コミュニティで生活するための設備を整える事を目指しています


We are not perfect and we are still learning all the time, and we would love to invite you to join us on this journey!

私たちは完璧ではないですが、常に学び続けています。ぜひ参加して見てください!


こんな感じのエコビレッジです。

詳しくはリンクを貼っておきます!

(リンク内に翻訳ボタンあり)


実際の雰囲気🌱

基本的にゲストハウスというよりかは、みんなで役割を交代で持ちながら共同生活をしているって具合です。


ここがSALAと呼ばれるエリア

食事やミーティング、夜のアクティビティなんかをやる場所です。ここで円になって瞑想🧘したり、話し合いをしたり、ダンスをしたり色々します。


多目的ホールみたいな感じです。

ここの2階がドミトリーになります。

人数的には

タイ人のスタッフが数人と、ボランティアorインターンで来ている人が10人くらい。国はヨーロッパや南米など色々。


その時にもよると思うけど、とてもフレンドリーな人たちばかりで、着いてすぐほとんどのみんなに「Iceは何処出身?」と聞かれました。


前日にみんなで予想してたみたいです。

(Iceは僕が海外で名乗ってる名前です)

とにかく分け隔てなく色んな人が話しかけてくれて、何かするにしてもみんなで協力しあってて、素敵な共同生活でなんか平和な感じ。


空き時間にシャワー浴びたり、池に入って遊んだり、友達と喋ったり、ハンモックでゆっくりしたり、茶をしばいたり。ずっと修学旅行みたいな感じ。

1日のスケジュール


簡単に1日の流れ。

(ゲストは*は自由参加です。)


5:30-6:30:  瞑想or太極拳*

6:30-7:30:  ヨガ*

7:30-8:30:  朝ごはん

8:45: モーニングサークル(1日の流れ確認)

10:15-12:00: 朝のワークセッション*


12:30-13:30: 昼ごはん

13:30-14:30:  昼休憩


14:30-17:00: 午後のワークセッション*

17:30-18:30: ヨガやダンス*

19:00:  夕飯

20:00 or 20:30: カラオケ、ゲーム、ワークショップ、円になって思った事を話すなどのアクティビティ*

22:00: 消灯

(見えるかわからないけど活動表)


食事は3食のベジタリアンフード付き。

僕は2泊だけでゲスト参加なので、一泊490バーツ(約2000円)でボランティアより少し高いけど、ワークセッションへの参加は自由。


ニワトリ小屋で卵拾ったり、コンポストでできた堆肥を撒いたりを手伝いました。


メンバーはFireチーム、Earthチーム、Waterチームに3分割されて、サラの掃除、食事、チキンの世話などの役割が振られています。(ゲストは特になし)

僕は料理などを手伝ったので、参加したければできると思います。


基本、土日は食事やワークセクションは無いみたいで、皆で街に行く約束をしたりしていました。もしゲストで行くなら土日は避けてね。


こういう所にいても、文化的な生活から隔離されているわけじゃないし、毛嫌いしてる訳でもないみたい。


あとは、僕はゲストですが2泊しましたが、ボランティアで来てる人がほとんどな気がしました。

ボランティアは最低2週間から参加できるみたいで、インターンもあったりします。

ボランティアでも滞在費はかかりますし、ワークセッションは基本参加しなければなりません。


でもワークセッションと言えど仕事っていう感じでもなく、音楽聴きながらみんな楽しくやってるし、興味がある人には学べることがたくさんあります。

僕もパーマカルチャーの本を読みながら、その実際を照らし合わせて勉強してました。


マンダラガーデンのワークセッションの様子はこんな感じ。

一応旗振り役みたいな人がいたり、誰かが知ってるとか、教えあったりなどなど。

マンダラガーデン


マンダラガーデンは主に野菜を育ててるプランターとかがあります。

石のプランターは耐久性も高く、温度を緩やかに変化させる性質があるそうです。


参考までに、これはハーブスパイラルガーデンという、石で作って高さを出して日照・湿度などの微気象の多様性に富んだ菜園にしています。パーマカルチャーの本に載ってました。

全てかは分かりませんが、ここではコンポストや鶏糞で作った堆肥などを肥料として使います。天然素材や多様性、物質の循環なんかは、まさに前の記事に書いた原則に則っているような感じですよね。


コンポストトイレ

ここのトイレがどう機能してるか細かくはわかりませんでしたが、排泄物を虫や微生物の力で堆肥化するトイレをコンポストトイレと呼びます。

裏の配管はこのようになってて、ミミズやブラックソルジャーフライ(アメリカミズアブ)の幼虫などで分解します。全然臭かったりとかはなかったです。


他のトイレはピートモスなどを混ぜて捨てるとかそういうトイレもあったり、


山小屋のトイレは微生物を利用して分解するバイオトイレだったり。


そんな感じで虫や微生物と協力しながら、堆肥を作ることができるサステナブルなトイレです。なかなか一般家庭じゃ難しいですけどね。


シャワー

シャワーは水シャワーです。

多分近くの池みたいなところに太いホースが何本かあったので、そこから引いてるのか。。はたまた水道が通ってるのか。。

水道はいくつかあって水圧もあるし、電気はあるし、バッテリー使っているのか、そこら辺をどうやってるかわかりませんでした。


パーイの宿もそうだったけど、外でシャワーを浴びるのはなかなか気持ちいいですよ。


キッチン

キッチンはこんな具合。

釜戸のような物もあったけど、プロパンガスを使っていました。

食後は自分で皿を洗います。

食材はもちろん取れた物ベースですが、割と外から買って来ているものも多いです。


なにも無理に全てを自給自足にすること無いんだなぁと思った。


作業場やその近く


敷地は結構広くて、ゆっくり歩けば20分くらいはかかる感じ。

朝から犬を横目に散歩

ここで発芽させたり

ここで何かを作ったりの作業をしてる人もいます。

あとは個室だったり、何人か泊まれる部屋だったり、初日に2.30分くらい案内してくれました。

ここはバナナの木があって、ワークセクションでは色々整理したりしていました。


Gaiaカフェ、図書館

敷地内にガイアカフェがあって、ここで寛いだりしている人もいます。

ここで作ったプロダクツが売ってたりします。

図書館はサラの一角にあります。

お茶を飲んだり出来ます。

New land

まだ作りたてな感じですが、こちらが新たに開拓した場所だと思います。

水場の近くに草を植えてまだそんな経っていない感じ。前の記事の接縁効果(陸と水などが交わる所は多様性に富み生産性が向上)など、実際に実践してるのかなと思った。


チキントラクター

そして、ニワトリって本当に便利です。

野菜クズとかを食べて卵に変えてくれるのもそうですが、チキントラクターって知ってますか?

この移動式のニワトリの小屋で、畑に置いてあります。

ニワトリは地面の草を食べたり、地面を掘って虫を探したりするので、自然と耕され、鶏糞は肥料になる。

この小屋は数ヶ月ごとに移動させると言っていました。


このように、ニワトリはパーマカルチャーシステムの中で多くの重要な役割を果たし、自然と調和した持続可能な農業を実現するために不可欠だなと思います。


具体的には害虫駆除、雑草管理、肥料供給、土壌の耕運、食糧生産、廃棄物のリサイクルなど、多岐にわたる利点があります。


終わりに

こんな具合に、少しアクセスは悪いけどとても素敵なところでした。


小さいコミュニティだったり、地域での助け合いだったり、自助共助だったり、元々あったであろう生活様式に加え、現在の知恵とテクノロジーで地球と共生していく道を考えてみる。


円を作ってロウソクがついた部屋でみんなで瞑想。。すこし初めて来た人には怖い部分もあるかもしれませんが、実際混ざってみると心地よいですよ。


瞑想やヨガなどはあるけど、特に宗教的でもないです。とても素敵な循環がここにありました。


物が溢れて忙しい社会だからこそ、このような生き方や生活を一部でもいいから取り入れてみるのはどうでしょう?


参考文献↓



ガイア理論

とっても余談ですが、ここのガイアアシュラムという少し独特な名前ですが、ガイアはきっとガイア理論から来てるのかな?


ガイア理論は、イギリスの科学者ジェームズ・ラブロックによって提唱された仮説です。


地球全体が一つの巨大な生命体(ガイア)として機能しているという考え方です。本当に生きてるというより、もちろんメタファー的な意味合いだと思いますが、


この理論によると地球上の生物、気候、大気、海洋などが相互に影響し合い、生命が維持される環境を自ら調整している。


たとえば、植物が二酸化炭素を吸収して酸素を放出することが大気の構成に影響を与えるように、生態系全体が連携して地球の恒常性(ホメオスタシス)を保っている。


確かに考えてみれば、自然の浄化作用や水や空気の循環、その他もろもろ自然に調整され、まるで生き物のような恒常性があるように見える部分もあります。


アシュラムはヒンドゥー教において僧院、施設みたいな意味です。

とても余談でした。


サイトの変更

いままでFC2→AmebaOwndとブログサイトを乗り換えて使っていましたが、Owndのスマホアプリ終了に加え、画像ストレージが半分になるという改悪があり、容量もうないし有料会員になるほどこだわりも無いし、

なんせムカついたので次回の記事からサイトを変えようと思います。多分noteかな。


ちょっと書きたいことまだあったけど、画像ももう増やせないしとりあえずこれで終わり。


次の旅の予定はありません。が、どうせまたどっか行くのかな。円安だしもう旅してる場合じゃないかなという気もします。


それではまた何処かで🙃