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質問して考える土壌を培う前に親・教育者がする大切なこと

2016.02.16 10:22




先日、小一の娘が宿題をしていたときのこと。




(小1の娘作(*^^*)大きい魚の顔が脱力感満載です)






乗り気じゃない上に

先に宿題を終わらせてじゃべりまくる兄(小2)に気を取られて

早く終わらせたいと思ったのか、字が汚かった娘ちゃん。





「あ、これ書き直しね。字が汚すぎる」





気を取られて宿題に時間がかかってたので

「早く終わらせちゃおうか」

と何度も言っていたこともあり、

汚い字を見てイラッとする母・かの子。





ダメ出しをしながら消しゴムで書き直しの文字を消していると、

娘の目からポロポロ涙が。





「しまった!」と思ったと同時に、

親として提供するはずの、子どもが宿題をするための環境を整えてなかったな、

とも思ったのです。





彼女は小1なので、勉強する姿勢を学ぶことに関しても

まっさらな状態。





私たち親や教育者というのは、

その子が好ましい行動をとるための援助をすることが仕事。





昨日の記事にも書きましたが、

子育てを含めた人材育成の目標は、相手が自立すること。





そのためのお手伝いをするのでしたよね。





昨日の記事では、「教える」よりも「質問する」と書きました。





これはもちろん間違いではありません。





こちらが質問をして、相手か考える土壌を培うまでには、もちろん

初めにどうすればいいか、ということを

「見本として見せる=教える、お手本を示す」

という形で提供することが大切です。






その意味で、わたしたち親や教育者というのは、

お手本や見本としての環境を整え、提供することが第一だと思うのです。




これってね、子どもに対してだけではなく、

大人に対してもそうなんですよ。





ついつい、

「大人にもなって、そんなことも分からないのか!」

と思ってしまうことも多いでしょう。





だけどね、よく考えてください。




わたしたちは

一人一人違う家庭で育ち、

文化が違うわけです。





なので、当たり前が家庭によって違う。





そこを意識しておくと、

大人に対しても「見本、お手本を見せる」ということがし易くなります。





そして大切なことは、

わたしたち自身が

お手本や見本としての環境って、どういうものなのか、

というのを真剣に考えることなのです。






ここをしっかり考えていると

土台は少々のことでは崩れません。





もちろん時期によって(成長や効果がない場合に)見直しも大切♪





わたしたちができる、

相手の成長のために環境を整えることって、

どんなものがありますか?