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なにはともあれ、まず相談!|かわさき高齢者とペットの問題研究会通信2024年6月号(34号)

2024.06.15 10:00

川崎市公認の登録ボランティア、かわさき犬・猫愛護ボランティアの中から生まれた「かわさき高齢者とペットの問題研究会」より、ニュースレターをお届けします!


今回は、研究会が関わった実際のケース(CASE 21)をご紹介します。


ペット医療は自由診療

包括支援センターから、経済的に余裕のない方が飼っているペットが体調不良やあきらかに病気が疑われる場合、または相談を受けた場合はどうしたらよいのか、というご質問をいただきました。

ペット医療は、現行法では獣医師会が基本料金を設定したり、獣医師同士が協定したりすることなどは禁じられており、いわゆる自由診療です。したがって、同じ病気でも個々の動物病院で料金が異なることがやむを得ない状況です。

病気の状況や年齢、さらに獣医師の治療方針など、さまざまな事情も加味されての料金設定です。

参考:小動物診療料金(公益社団法人 日本獣医師会)


早く、率直に相談を

実際、予想以上に治療費が高額となり、支払いが困難になるトラブルも散見します。

とにかく動物病院に率直に事情を話し、可能な限り低額の治療を依頼するなど相談することをお勧めします。

ペットと自分にとって、どれがベストかを決めるのは飼い主です。たとえ最高の治療が受けられなくても、飼い主と動物病院とまわりのサポートで、最善を尽くすことはできます。

なお、高齢などの理由でいざという時に飼い主が判断ができない場合に備えて、あらかじめご本人の意思確認、ご家族の同意、獣医師との連絡方法の確認など準備しておきましょう。


豆情報:ペット保険も検討を

ペットのための医療保険を扱う企業も増えてきました。補償内容はさまざまですので、自分に無理のない範囲でカバーできる保険を検討してみるのも良いでしょう。

※当研究会では、特定の保険会社などのご紹介はしておりません。


かわさき高齢者とペットの問題研究会通信 2024年6月号(34号)

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