【翻訳】『ゲリラ建築:謝英俊、四川大地震の被災地で家を建てる』
2024.06.29 15:00
2020年に発行された廖惟宇著『ゲリラ建築:謝英俊、四川大地震の被災地で家を建てる』の翻訳を担当いたしました。原書は2016年に台湾で出版されたルポルタージュで、四川大地震(2008年)の被災地における集落再建の取り組みが主なテーマです。
以前書いた紹介文から少し引用します。
“…台湾の建築家・謝英俊を有名にしたのは、シンボリックな巨大建築などではなく、どこにでもありそうな民家の建設だった。彼が家づくりに取り組むのは、たとえば四川省の山奥にある少数民族地域。ある村では震災後に全村移転を余儀なくされ、新しい集落を建設しようとしていた。謝英俊にいわせると、その土地の被災者たちは決して「弱者」ではない。なぜなら、自分たちで家を建てる能力を失っていないから…”
『ゲリラ建築:謝英俊、四川大地震の被災地で家を建てる』
著者:廖惟宇
訳者:串山大
発行:みすず書房
発売日:2020年1月10日
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784622088639(版元ドットコム)
原書はこちら↓
廖惟宇《游擊造屋:參與謝英俊512四川震災重建紀錄》田園城市、2016
https://www.books.com.tw/products/0010737088(博客來)
* * *
【翻訳】『ゲリラ建築:謝英俊、四川大地震の被災地で家を建てる』(エキサイトブログ)