これからのコーヒー屋として
2018.12.14 14:21
10年ほど前にアメリカから上陸したサードウェーブとやらの余波で、数多のコーヒー専門店が未だ毎日のように誕生している
ハリオのV60ドリッパーやエスプレッソマシン、ラテアート、スペシャルティコーヒー
乱立する他店舗との差別化をなんとか計ろうとしているのは分かるが、些か食傷気味になってきた感ありありで、結局のところ金太郎飴
かくいう楽園珈琲も上記のアイテム勢揃いのコーヒー屋である
今やスペシャルティコーヒーを大上段に構えて宣伝しても、それは東京(首都圏?)や一部のオシャレに敏感な若者のみの流行に過ぎず
この田舎でブラジルのナンチャラ農園の標高何メートルのブルボン種でって語っても何の意味もなさず
シングルオリジン?はぁ?何それ?わからん!酸っぱいコーヒー苦手なんですって言われて終わりです
完全にメディアに乗せられたブームになってしまった気がしてます
そんな不毛な宣教師活動は5年前に諦めた
今は素直に上質のコーヒー豆を用い、日本人らしいオモテナシの心で、道具はカリタでもメリタでも三洋でも何でも良いから心を込めて淹れたら良いんじゃない?
って結論は既に出ているわけです
都会ではある意味新しいカルチャーとなりえたサードウェーブコーヒーですが、若者の居ないこの日本の西の果てにはナンセンスなものであり
それよりもなによりも
味噌と醤油で育った日本人の舌に合うような味作りをしたコーヒーこそが
これからの日本のコーヒー文化を作っていくに違いない!
と思う今日この頃です
アイアム日本人
おやすみなさい