Recent articles (2024.6.16)
論文のtitleやabstractにEBP, evidence-based interventionのimplementation & disseminationに関するキーワードが含まれている文献の書誌情報を掲載していきます.
※ titleとabstractのみの確認でスクリーニングしています.また必ずしも最新文献だけではなく、過去にさかのぼっているものも含まれます.あらかじめご了承ください.
タイトル一覧
- 研究者の最新動向 根拠に基づいた医療(EBM)・物語と対話に基づいた医療(NBM)を意識した医療技術教育(Precision Medicine, 2024)
- エビデンスに基づく実践の促進要因に関する探索的研究 急性期リハビリテーション専門職を対象とした予備調査結果(作業療法, 2024)
急性期リハビリテーション専門職を対象としたエビデンスに基づく実践の促進要因に関する検討(日本作業療法学会抄録集, 2022)
作業療法士の基本属性および臨床・教育・研究の経験とEBPSAとの関連(日本作業療法学会抄録集, 2022)
Evidence-based prescription of corticosteroids for COVID-19 patients: A comparison between general medicine and other specialty in Japan (Journal of General and Family Medicine, 2022)
研究者の最新動向 根拠に基づいた医療(EBM)・物語と対話に基づいた医療(NBM)を意識した医療技術教育
片岡 健.Precision Medicine. 2024;7(5):386-388.
Abstract:1990年代に提唱されたEBM(Evidence-Based Medicine)は急速に広まり標準医療を実践する上で必須となっているが,患者中心の医療を実現するためにEBMを補完する概念としてNBM(Narrative-Based Medicine)も提唱され注目されている。近年進められている医師から他の医療職へのタスクシフト/シェアリングの結果,臨床検査技師や臨床工学技士などの医療技術者もEBMだけでなくNBMの概念を理解する必要が出てきた。本稿では,臨床検査技師・臨床工学技士などの医療技術者の養成における,EBM・NBMを意識した教育の必要性と取り組みについて概説する。
エビデンスに基づく実践の促進要因に関する探索的研究 急性期リハビリテーション専門職を対象とした予備調査結果
佐藤 雅哉, 増田 雄亮. 作業療法. 2024;43(1):141-146. https://doi.org/10.32178/jotr.43.1_141
Abstract:【目的】本研究の目的は,急性期リハビリテーション専門職のEvidence-Based Practice(以下,EBP)に関する促進要因を探索的に検討することである.【方法】A病院のリハビリテーション専門職33名に質問紙への回答を依頼した.【結果】全員から回答が得られた.EBP遂行と関連を認めた項目は,EBP実施経験,肯定的経験,エビデンスレベルの高い治療法に関する教育を受けた経験,自己効力感,内発的動機,EBP方法論に関する教育を受けた経験,後輩育成経験であった.【結論】EBPを促進していくためには,EBPに関する臨床・教育の経験を積むと共に,自己効力感や内発的動機を高める必要性が示唆された.
急性期リハビリテーション専門職を対象としたエビデンスに基づく実践の促進要因に関する検討
佐藤 雅哉, 増田 雄亮. 日本作業療法学会抄録集 2023;57:PR-1-4.
作業療法士の基本属性および臨床・教育・研究の経験とEBPSAとの関連
増田 雄亮, 八重田 淳, 會田 玉美.日本作業療法学会抄録集. 2023;57:PR-1-3.
Evidence-based prescription of corticosteroids for COVID-19 patients: A comparison between general medicine and other specialty in Japan
Sakaguchi Kota, Watari Takashi, Tokuda Yasuharu. Journal of General and Family Medicine. 2022;24(2);135-138. https://doi.org/10.1002/jgf2.602