かごあみのこと
こんにちは!かごあみのキョウコです。
3姉妹と黒柴と夫の5人+1匹の家族で、三浦で暮らしています。
子育てに追われる毎日ですが、娘たちが寝たあと、毎晩21時からは、かごあみtime!
自分の作業に集中できる、大切な時間です。
「カゴを編み始めたきっかけ」
2016年に大阪から三浦に引っ越してきて、家の収納を見直してみると、家の中が100均のプラスチックカゴばかりだなと気付きました。
洗えるし、大きさも揃っていて便利だけど、なんだか味気ないし、割れたら修理はできず、捨てなければいけない。
自然に囲まれた三浦の暮らしが気に入っていくにつれ、家の中でプラスチックに囲まれて暮らすのは、なんだか嫌だなと思うようになりました。
自分の家の棚に合った大きさのナチュラルなカゴがあったらいいな。
でも、売ってるお店が・・・近くにない。
「それなら自分で編んじゃえ!!」
初めは、昔、おばあちゃんがやっていたように、新聞紙を丸めてカゴを編もうかと思っていたんですが、再生紙のクラフトテープというものがあることを知り、使ってみると私の使い方にとても合っていたので、クラフトテープで編むことにしました。
近くでカゴ編みを教えてくれる所が見当たらなかったので、本などを参考にしながら練習しました。
クラフトテープの編み方にこだわらず、「こんなの欲しい!」と思ったカゴを編むにはどうしたらいいかな、といつも考えて編んでいます。
「毎日カゴ生活をしています」
カゴバッグを編むようになったら、流行の形で安価で買えるけど1年ぐらいで汚れてボロボロになってしまう合皮やナイロンのカバンは不要になりました。
4〜5種類のカゴバッグを用途や季節によって使い分けながら、ほぼ毎日カゴバッグで生活しています。
スーパーのレジカゴ、旅行カバン、リュックサック、冠婚葬祭のバッグ等はさすがに代用できませんが、それ以外は結構カゴでなんとかなりますよ♪
底の広いカゴでお買い物するようになったら、プラスチックフリー、マイ容器のお買い物が快適で楽しくなり、エコバッグの中でパン屋さんで買ったパンがギュウギュウに押し潰されることも無くなりました。
こんなカゴがあったら便利かなー。
こんなカゴを持ちたいな。
自分がそう思えるカゴを編んで、それを毎日使いながら暮らしています。
「これと同じカゴが欲しい!」
「こんなカゴを編んでもらいたい」
とお客様から言って頂けることがだんだん増えてきて、とても嬉しいです。
「カゴも地産地消」
食べ物と同様に、商品もなるべく地産地消のほうがいいなと、私は思っています。
輸送や梱包の環境負荷をなるべく減らしたいし、毎日気軽に使ってもらいたいから、そういうコストを無くしてなるべく手に取りやすいお値段で!という思いからです。
「お客様の顔が見える距離」で、使い勝手や要望などもお聞きしながら、カゴを編んでいたいです。
もし使っているカゴが壊れても、近くならすぐ修理に出してもらって、また使えますし。
「地球にも私にも優しい暮らしをしたい」
2021年に、初めて「横須賀で1番エコなマルシェ」のエコルシェ横須賀に行って、
「プラスチックフリーなお買い物、容器レス、ゴミゼロのお買い物が今の世の中で出来るんだ!」
と目から鱗の体験をしました!
そこから、プラフリ生活について講座で学んだり、プラフリジュライの取り組みに参加したり、一時は考えすぎて普段のスーパーでの買い物ができなくなったりもしましたが(極端!)、今は自分のペースで、自分に合ったプラフリ生活をしています。
・プラスチックに限らず使い捨てのゴミをなるべく出さない。
・生ゴミはコンポストに(庭にキエーロを設置)。
・シャンプーやコンディショナー、ボディソープは、固形タイプを使用して容器レスに。
・食器洗いは石鹸+ヘチマスポンジに。
・子供服はリユース、循環させる(エコルシェ、メルカリを活用!)
・庭の雑草&落ち葉や枝は堆肥化。
・庭の小さな畑ですが、不耕起&自然農に挑戦!ヘチマを育ててます。
・無農薬無漂白の自家製ヘチマスポンジやヘチマの種をお客様にプレゼントして、ヘチマスポンジの良さを知ってもらう!
などなど、出来るところから毎日楽しみつつ、暮らしを変えていっています。
Instagramにも #かごあみのプラフリ で投稿しています。
その暮らしの変化は、カゴ編みにも反映されていて、容器レスなお買い物をしやすいカゴを色々と考えて編むようになったり、壊れても直して使う、長く使うことをより意識するようになったりしています。