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酒場BETTAKO

BETTAKO -其の290-

2024.06.16 14:57

今週月曜日に出始めたGout。

足を引き摺りながらの仕入れは、眉間に

皺が寄るというもの。


今週。

前回同様に大三島がご実家の杉ちゃんから、

郷土の土産のスタウトを頂いた。

今回も、少しだけ恐縮遅ればせの封開け、

ご賞味をさせて頂いた。


前回同様、しまなみ海道の小さな

地ビール醸造所@omishimabrewery さんが

拵えたスタウトbeer。

漆黒の風貌は、前回のブロンドエールとは

異なるヴジュアルを、しっとりと利いてみた。

無論。ブロンドエールとは異なり、

焙煎された麦芽の旨味と甘味がコンセプトの

大三島ブリュワリーのスタウトである。

ブランドエールの気品な薫りの奥に眠る、

モルトの旨味と香りとは異なり、

冷えたスタウトのひと口目…それはまるで、

芳醇な黒蜜を啜るような、味わいが、

口の中で広がってゆく。


時間というものは面白いもので、

分刻みに、このスタウトの面白味の表現が、

印象的でもあった。


Am:a+1.27bc+3.06(435ml) Kr:bc-/1.52-ac3.09

At:b+a(1.05+0.08)4.17-ca+1=(3.44mm)

/tm4.5m-7.5m-16.4m/akm2.44


今回も同様、冷やされ間もない口当たりと、

薫りを、時間の経過で味わいの変化を追尾を

してみた。

大三島ブリュワリーさんが拵えたスタウトは、

九州の甘口な醤油の如く、甘味と濃くの強さ、

そしてキレのある味わいが特徴でもあった。


はてはて?どんなアテ?

という…破廉恥な妄想から生まれた発想は、

和牛の股肉をたたきにし、バター醤油で

このスタウトをグビグビと味わいたい…。


これまた少し贅沢な利きスタウトでもあった。

痛風持ちから発症者となった今。

このスタウトのクオリティは、ビール好きの

私にとって、大人の醸造製品だった。

大三島ブリュワリーさんご馳走様でした。


前回同様。

スタウトを賞味させて頂いた、

大三島ブリュワリーさん、そして郷土の土産を

態々、愛媛県今治市大三島町宮浦から、

滝野川の地に届けて頂いた杉ちゃんに感謝。

そんな先程でもある。