岡山遠征第4弾 岡山県道300号宇治下原線 中編
さて、地図で確認した段階で、正直本番はここからだということはわかっていました。
問題はその本番がどのレベルかということです。
さぁ行ってみましょう。
まぁ早速ガードレールは消えました。
早い。仕事が早い。
先が楽しみになってきたじゃないか。
道の外がクリティカルになってきました。
これは落ちたら痛いじゃすまない。
まだ道幅はそこまで酷くない。
いや、対向車来たら・・・
考えないでおきましょう。
さすがにヤバいところにはガードレールは設置されているようです。
しかし左の山肌を見てもわかる通り、ここは岩山。
同じ崖を走っているわけで、我々の道の下もこうなっているということです。
こういう場所は得てして明るいところのほうがヤバいんです。
木さえ生えない場所ってことですからね。
もちろんヤバいところだけではなく、このように離合場所もあるので県道としての役割は果たしています。
もちろん運転は最大注意でお願いしたい道ではありますが。
しかし岩の雰囲気があまり福井では見ない雰囲気ですね。
やはりこれが洞窟が多くできる要因なんでしょうね。
片洞門!!
隧道前だけじゃなかったのか!?
ってわざとらしく言ってますが、時系列では発見はこっちが先。
つまりその衝撃はすごかった。
これはかっこよすぎるぞ!
これはもう右の壁がないだけ。
ここまでの規模の片洞門は全国的に見てもそうないでしょう。
これだけでも十分見る価値があります。
やはりこれもこの岩質のなせるものなのでしょう。
これだけの張り出しだと普通崩れてきますからね。
かなり特殊な環境だといえます。
岩に削られた空
この場所の特徴的な光景です。
ここでかぐら街道以来の別の道が現れました。
これはピストン林道なので、エスケープルートとはなりませんが、展開場所としては有意義ですね。
なぜならこの場所からはさらに1段階レベルが上がります。
いよいよ羽山渓の文字が現れだしました。
そして遮断器もここにありました。
さぁいよいよ核心部だ。
羽山第1隧道(はやまだい1ずいどう)
第2隧道が全国区過ぎてかわいそうなことになっている1号隧道ですが、闇はこの第1号隧道のほうが深い。
今回は探索できませんでしたが、洞内分岐のある隧道としてマニアの間では有名です。
まぁいつもの大御所の方がスポットライトを当てたわけですが。
観光地のように隧道前にはトイレがありました。
まぁ確かに我々にとっては観光地には違いないんですが。
ちょっとニッチすぎないか。
洞内はコンクリート吹付です。
しかしここに洞内分岐があるってんだからこいつもやっぱ変態だよな。
次はこの周辺を集中的に探索したいもんですね。
反対側は直に岩肌でした。
これはクリティカルな位置だわ。
隧道以外の可能性が薄い立地です。
さぁここからは魔境だぞ。
気合入れていきましょう。
日本屈指の洞窟地帯である中国地方。
その凄みを十分に味わえました。
やはりこの岩肌は一筋縄ではいけません。
あまりこの辺りでは見ない杉の植林地になってきました。
隧道は異世界への門。
こういう変化も面白いですね。
さて、駐車場が見えてきました。
つまりここであいつの登場です。
登場を待て!