父の日に思ったこと

昨日は、長男がビールの詰め合わせを持ってきて、「父の日だから」と置いていきました。お客様もいらした時間で、ちゃんとお礼も言えませんでした。ありがとう！　うれしかったです。

さて、今日は家族のしがらみについて書きます。

私には、ビールをくれた長男がいます。先日、長崎に行っていた期間、愛犬のさんちゃんときゅうちゃんの世話をしてくれていた次男がいます。

彼らが大人になってからの親子関係は、面倒は見たり、見られたりという感じです。次男には、犬の世話をしてもらいましたが、次男夫婦から「２人きりで旅行したいから、孫の面倒を見てくれない？」と頼まれることもあります。

私には「子どもに迷惑をかけたくないから」という生命保険のコマーシャルが、よく理解できません。人はしがらみのなかで生きています。なかでも家族関係は特別です。迷惑をかけても、かけられても、それは世の習いだと思います。迷惑には、かけてもいい迷惑と、いけない迷惑があります。そして、親の葬儀を子どもが、金銭面を含め、その責任において執り行うのが、迷惑の範疇にあるとは思えません。

「子どもに迷惑をかけてはいけない」という考えや風潮は、親子関係を希薄にしてしまう恐れがあると思います。友人関係なども似たところがあると思います。「温情の借りはそのうち返すから」と互いに思うくらいのおおらかさがあってよいと思います。歳をとってからの友情(温情)の貸し借りは「その件は、天国で返すから」と笑い合えばよいと思います。

今日の写真は、長男がくれたビールの詰め合わせと、昨日、わざわざ沖縄県から「おうちカフェさんちゃん」にいらしてくれたお客様よりいただいたお菓子です。ごちそうさまでした。

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