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古本屋ブックスパーチ | 鹿児島の古書店 | 古本の買取承ります

2024年6月18日(火)

2024.06.19 12:06

2024年6月18日(火)晴れ


午前中は倉庫の整理作業を進める。

開店時間ギリギリに店に戻るとすでに常連さんがいらっしゃっていた。すみません。

じっくり選んでくださり、数年前に仕入れてずっと売れなかった本をお買い上げ。良い本なのでありがたい。

帰られたところで均一本を外に出そうとするも続けてお客さんが来られる。

その方もじっくり見られていて、購入するかどうか迷われている様子。

均一本を外に出したい気持ちはあるけど、こういう時にお客さんの邪魔はしたくないし、僕だったら気が散って本を買う気も逸れてしまうと思うのでレジで待機。

その方も良い内容だけどなかなか売れないなと思っていた本を購入してくださった。良かった。

今日は週末の「石蔵ブックカフェ」に向けて文庫本の値付け作業を進める。

半年近く前に買い取ったのだけれども倉庫に眠らせていたもの2、3箱。

大方片付いたところで、来店された都市計画系の仕事をしている方からオススメの本がないか聞かれる。

いくつか見繕った中から『ルール?本』をお買い上げいただく。この本が合いそうと密かに思っていたので嬉しい。

その後は友人が来て互いの近況などを話す。友人も仕事を頑張っているので僕も頑張らなきゃな。

閉店後はマイアミ通りの歩道改修に向けての意見交換会に参加。

僕は全然アイデアが浮かばなかったが、これまでの意見交換会で話を聞いて、まずは影が欲しいという気持ちが一番強い。

マイアミ通りのセブンイレブンに行くことがあるけど、日差しを遮るものがなく夏は暑くて正直あまり歩きたいとは思わない。

歩行者用の信号もなかなか切り替わらないのも極力通りたくない要因のひとつ。

まずはどうしたら快適な道になるかを考えて普段から利用できるようにしたいと思う。

夜は『スケルトンダブル』を読み終えた。この前の読書会で友人が紹介してて知った漫画だ。

といっても友人は僕とは違うグループだったので詳しい紹介は聞けなかったのだが、簡単なあらすじを聞いて気になったのでジャンプ+でちまちま読み進めていた。

「透明」と「匿名性」がテーマのバトル漫画で巻数が少ないけど読み応えのある良い作品だった。

(他者から)ないことにされる暴力に対する憤り、自分の暴力や悪意をないことにしてしまいたい匿名性への欲望。

暴力を実行する手前で踏みとどませるものは何なのかを描いた作品だと思った。

これは特に若い人に勧めたい。

振り返ると最近は漫画とアニメしか見てないな…。読書の方も進めたい所存。