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12月14日 久々の実釣テスト・水深40㎝

2018.12.15 07:47

やっと時間が空いたので、丸3か月ぶりにテスト釣行に行くことが出来ました。

 

半月ほど前に、スイムテストのついでに新製品HP502MRの新色で数匹ほど釣って帰ったことがありましたが、その時は時間も無いのでオカッパリでした。

今回はボートを使って時間は特に制限なしです。

 

もう、本当に久しぶりでスピードアジャストできるのかとか、そもそもきちんとキャストできるのかと心配になるほど実釣テストから離れていたのですが、そこにY.G.laboの吉村さんからある依頼が。

 

内容はY.G.laboのワームでウイッチシャッドというシャッドテールがあるのですが、これの試作カラーで釣ってきてほしいというもの。

これがウイッチシャッドです。綺麗にダートさせられるユニークなシャッドテールです。

試作カラーも私の好きな系統で、ありそうで無いダークウォーターメロンといったかんじの色。

 

実は1セットだけ残してあったスピニングタックルも『もう、ええか』と 売り払ってしまったので(また買うとは思います)、ライトリグのカテゴリに入るこのワームをどのタックルで使うか悩みましたが『ベイトでヘビダンでいいじゃないですか』という彼の言に沿う形で使ってみることにしました。

 

向かった先は先日オカッパリで釣った池ですが、状況的には自宅近くの野池では一番厳しいであろうという理由で選びました。

 

池全体が浅く、最深部で2.5mほどで面積も狭いうえに常に風が当たり続け(風裏は全く無し)るのでコンディションの振れ幅が大きい池です。

加えてここしばらくキツイ冷え込みが続いたところに一昨日から断続的に雨です。

 

これで水温・水質ともにガラッと変わり、動けるバスはほとんど居ないだろうと考えて場所を決めました。

 

なんでこんなに意地悪な選択をしたかと言いますと、大事なサンプルを自分が使っても良いのかと尋ねた際に、

 

『普段まったくワームを使わない人が、この時期に釣ってきたらもう即OKですから(笑)』

 

と、吉村さんに言われ、言われてみれば確かにその通り、なら条件が厳しいところで釣ったほうが説得力もあるナと(笑)

 

まず、池の最深部でじっとしている個体が釣れるかチェック。

 

開始10分で、なんかよくわからん・・・というか、クランクでないと水の中が視えんナ。

 

ということで、クランクに触ってくる個体が居れば、その周辺はコンディションが良いかもしれないので、そこをウイッチシャッドで丁寧に探ろう、と。

 

そう、これがクランクベイト本来の使い方のはず(笑)

 

なんでもかんでもクランクで釣っているので完全に忘れてました(笑)

 

人に説明する時はサーチベイト云々とか言うクセに、この文章を書くまで本人が忘れてるのはどうなんだろう(笑)

 

ということで、前回の結果を踏まえてHP502MRで中層を、FL62DRでボトム付近を探っていきます。

 

ぐるっとまわって一度だけ怪しい感触があっただけで、これはホントに動いてないです。

 

この池、昨年の12月初頭にSB50やHatchetで複数釣っているのでひょっとしたらシャローでなんとかなるかもと、昨年釣ったエリアに移動、ボートポジションも同じ位置に。

 

ところがここでも反応ナシ。

 

少し沖にある、岸際のストラクチャーへの侵入経路と思われるところも、中継地点になる障害物周辺も全然ダメ。

 

残った可能性はプリスポーンの初期パターンの、シャローに差して来たものの、また急に寒くなってシャローで固定されましたという個体を釣る方法。

 

で、岸際のウッドカバーなどに出来るだけタイトに、奥深く、超デッドスローでHP502MRを入れていきました。

するとひと際大きなレイダウンの先端で小バスがバイト。

 

残念ながらフッキングと同時に私の後ろまで飛んでいき、外れてしまいました。

 

けど、これで自信が持てました。

 

ロッドとクランクを変更、ティップのしなやかなロッドにSB50の組み合わせです。

 

普段、このタックルはナイロンラインですが、今回はラインの重さだけでクランクを動かせるようにと12ポンドのフロロに替えてきました。

 

しばらくエリアを温存するために沖に出て空の様子を見ながらヘビダンの練習です(笑)

 

バスが入れ替わるにしても、ハイシーズンのようにはいかないので2時間ほど開けてからリトライ。

 

重くどんよりと雲に覆われていた空に、やっと太陽が出てきたタイミングでシャローにあるストラクチャーをひとつ残らず角度を入れ替えながらチェックしていくと、まさかなと思っていた水深40㎝の

草の束でバイト。

 

SB50が動き始めた瞬間にぐりんと食ってきましたが、掛からず。

 

それでもデッドスローで動かし続けてるとまたミスバイト。

 

このロッドでは掛けられないと判断して急いでSB50を回収、ロッドを持ち替えてウイッチシャッドを逃走経路になる方向に落としました。

 

シンカーが着底して、ウイッチシャッドのテールが止まってスローフォールに切り替わったところで食いました。

 

 写真だけ見るとただの小バスですが、年に1度しかワームを使わない人がこの時期によく頑張ったと思います(笑)

 

それも意地でも釣らなきゃいけない他社様の試作カラーです。

 

釣れるだろうとは思っていましたが、精神的に来ます(笑)

 

この直後、もう1匹いれば先ほどのシーンを見られていない位置から抜けるかもと再びSB50で草の束の更に奥をチェック。

 

キャスト時にラインメンディングで草の束を中心にカーブを描くコースを作り、ラインがカーブしたままになるよう、ハーフテンションのデッドスローで巻き始めるとホントに来ました(笑)

 

抜き上げると同時に外れるほど浅い掛かり具合でしたが、これで仕事も完了、ひと安心です(笑)

 

昨年の結果と前回グリーンシャッド/チャートが良かったので、ブルーバックチャートを選びましたが、このカラー、私の中ではハイシーズンのサーチではなく初冬攻略用のカラーになってしまいました(笑)

 

もう寒いのでこれにて終了です。

 

今回、預かり品の試作カラーのワームを組み込むことで、初めて普通の釣り的な内容になりました。

 

ウイッチシャッドで釣ったバスも、SB50とウイッチシャッドの両方がなければ正直掛けられたかどうかという気がしますので、結果小バス2匹でも超グッジョブです(笑)

 

吉村君からは前々から楽しむ釣りの日を作るとか、クランク以外のルアーも使う日を作ったほうが良いということを言われていましたが、SW70を作って以来なるほどなと思うことが多々ありました。

 

クランク以外を使うことでトータルでの組み立て方なんかを考える機会を作っても良いかもしれません。

 

それでは皆さん良い釣りを(b^-゜)