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FanFic 6⚔️ ⚠️

2024.06.19 08:45
※お酒は1000歳から【パンウォ】

20190402


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以下本文


※性的描写

あくまで二次創作です。

原作様を侮辱する目的等はございません。

どんなアピールの宿よ? よく考えずに書いてる

ウォーレンスが可愛すぎてしまうかもしれない……めちゃめちゃウブか……

1000年の真宝のほうのパーンさんが出ています。こんな感じだった気がする。たぶん。


 中音のその声は、パーンの名前を呼んで、部屋に戻ろうと立ち上がった彼を引き止めた。宿の一階にあった食堂のカウンター席で夕食をとった後だった。ミコトとポロンは先に部屋に戻っていった。

「なんだ?」

 パーンはまだ不思議だった。あんなにも長い間、仲間と言葉を交わせずにいたのに。再会してからはまた、前と同じように言葉を交わし食事を共にして旅ができるなんて。また、涙が出てしまいそうになる。体が震える。

「酒は飲めるか?」

 整った顔がパーンを見上げて問いかける。ミコトの執事であるその男──ウォーレンスは、執事の時とは変わって、言葉を崩した。パーンは彼と自分が対等であるようなその感じを、昔からひそかに少し、喜んでいたものだった。

「あー、飲めるんじゃねえか?」

 そうパーンが答えると、ウォーレンスは少し嬉しそうに顔を緩めた。ウォーレンスには普段堅苦しい印象がある分、自然に笑った時のギャップも、パーンにはたまらなかった。

「そうか、じゃあ付き合ってくれ」

「いいのか、執事さんよお」

 酒は飲んだことはなかったが、椅子に座りなおして誘いを受ける。

「ふふ、姫には内緒な。お前と飲みたい」

 人差し指を唇の前に添えて、ウォーレンスはいたずらっぽく笑った。少年のように、というよりは、大人っぽくとでも表すか、艶やかに微笑むのだった。


 ひと口、口の中に含んでみる。右横から様子を伺っているウォーレンスが、どうだろうかと問うた。

「悪くねえな」

 それはよかったと呟いて、ウォーレンスも自分のほうに提供された酒を嗜む。パーンは少しの間、彼に見とれた。長い間孤独感と戦い、仲間を取り戻すことばかり考えていたパーンだったが、願いが叶ったいま、昔──思春期の頃と同じくらいの欲求が戻ってきているように思った。

「ふふ」

「な、なんだよ」

「お前の方が、年上ということになるのだろうか」

 パーンは魔族で、ウォーレンスは人間。ウォーレンスのほうは、1000年もの間ミコトやポロンたちとカードに眠っていた。動き続けていた年数を年齢として数えるとするならば、パーンのほうが年上というだろう。昔は、パーンのほうが年下だったのに。

「ふ、1000歳じゃあ年上どころじゃねえな」

「ふふ、たしかに」

 会えて嬉しい、話ができて嬉しい。両者ともなかなか感情を言葉にしないたちではあるが、どことなくそう感じる雰囲気だった。

 す、とウォーレンスが手を伸ばして、パーンの右頬に触れた。

「……ぉ……??」

 ウォーレンスの左手は、ウォーレンスの知らないうちにできたパーンの傷あとを撫でた。彼の右目を縦に通る傷は、痛みはとっくになくなっているものの、いまだ形跡が残っていた。

 パーンの鼓動が速くなる。顔が熱くなってきて、頭も沸騰してしまうかもしれない。

 傷あとを見ていたウォーレンスの瞳が、今度はパーンの目を見た。目が合うとウォーレンスは眉尻を下げて、申し訳なさそうに、控えめに微笑んだ。ウォーレンスは手を頬から離すと、何もなかったようにまた、話を始める。

「お前、俺たちがいない間、いい人は見つけなかったのか」

 “いい人”というのはもちろん、恋愛対象としての女性のことだった。人間とは年齢差、寿命差はあれど、1度くらいはあっただろうとウォーレンスは思っていた。

「いい人って……興味ねえよ」

 だって、俺が好きなのはお前だから──とは、さすがに言い出せなかった。昔ですら1度も告白をしたことがないというのに、1000年が経っても続くウォーレンスへの感情が本人に露見するのは、極めて恥ずかしかった。

「……お前は」

 高まりつつあるウォーレンスへの欲求を抑えようと、ウォーレンスに話をふる。

「お前は、アルビダと結婚すんのか?」

「しない」

 顔がいいから女性人気は高いだろうに、ウォーレンスはあまり恋愛をしない。執事としてのポリシーか、単にしたくないのか、それとも好きな相手がいるのだろうかとパーンは気にしていた。何であっても自分との可能性はないと考えるパーンは、妥当だと思いつつも、苦しく悔しい気持ちになって勝手につらくなることが多々あった。

「ふーん……じゃあやっぱりミコトか」

「いや、ミコト様が選択肢に来るのはおかしいだろう」

 従者だからか、と問うと、あたりまえだ、と返されてしまった。ミコトのことになると相変わらず堅苦しい。

「なあウォーレンス……」

 少しだけ。

「なんだ?」

 少しだけ触ってもいいだろうか。

「……」

「?」

 こてん、と首を傾げてパーンの言葉を待つ。

「ウォーレンス」

 パーンの声が名前を呼ぶのと同時に、パーンの右手が伸びて、ぐいっとウォーレンスのあごを引き寄せた。もう唇が触れそうな距離で、2人は見つめ合う。

「ッち、ちかいぞ」

 ウォーレンスは一瞬、何が起きたかと思った。そして動揺から、すぐに目をそらしてしまった。彼の頬はじゅうぶんに熱くなっていたが酒のせいではなかった。

「ウォーレンス」

 ウォーレンスは緊張で体が強張った。動揺が隠せないまま返事をしたせいで、声が震えてしまったのを自覚した。

 2人の鼓動はこの上なく速まっていた。

「キス、していいか」

「っは、え……???」

 すでにキスしそうな距離。ウォーレンスの頭は増して混乱し、目の前の男の目を見つめたまま固まってしまった。言葉を発せないウォーレンスの唇は震えていた。

「ふ、はは」

 ぱっと手を離すとパーンは、冗談、と言って笑った。だがパーンからすれば、冗談なわけがなかった。

 どうして、そんな顔するんだ。そんなに赤くなられたら、悪い気はしていないんじゃあないかって、期待をしてしまう。

「……酔ってるのか?」

 ウォーレンスはいまだ紅潮を続ける顔を片手で覆って、困った顔でそう言った。

「ふ、そうかもな」


 もう部屋へ戻るか、とウォーレンスが問いかけた。表面は両者とももう落ち着いていたが、実際にはまだ心臓が活発だった。

「ああ……そうだな」

 ウォーレンスがすっくと立ち上がると、カウンター席の向かいに立つ店の者に向かって礼を言った。

 食器を拭いていたその者は顔を上げ、目を合わせて微笑んだあと、手元の食器に視線を戻した。そしてそのまま静かな声で、お客様、と呼びかけた。

「ここの宿の部屋って、音が漏れにくくて」

 

「……は……!?」

 なぜそんなことを言い出したのだろうと思ったが、すぐにその意味がわかったようで、ウォーレンスの顔は、赤みを戻した。耳まで赤くして、恥ずかしさで震えている。そういうんじゃないと訂正をしようとするが、動揺で言葉がしっかり出ないでいるウォーレンスをみて、爆弾発言をした店の者と横で見るパーンはくすりと笑った。

「~~~~ッッ、行くぞパーン……!」

 ウォーレンスは部屋への階段に向かってさっさと行こうとする。パーンがそれについて行って、隣に行くと、パーンはウォーレンスの腰を引き寄せて耳打ちした。

「いいのか? いま部屋に2人きりになったら……なにするかわかんねえぞ」

「ッ、やめ、からかうな」

 紅潮するウォーレンスがかわいくて、少しからかう乗りでやってしまったが、ウォーレンスは爆発しそうなくらい真っ赤に染めていく。期待してもいいのだろうかと、パーンは胸を高鳴らせた。


 ウォーレンスは部屋に着くや否や、2つあるうちの片方のベッドにそそくさと入り込んでいった。顔まで布団をかぶってしまっている。

「ふ、随分と焦るんだな。お前らしくない」

「……っ」

「ウォーレンス」

 パーンはウォーレンスのベッドの横に立って彼の名前を呼んだ。ウォーレンスは少しだけ布団を下げて、パーンを見る。

「おやすみ」

「ッ……」

 ふわ、とはにかむような笑みに、ついウォーレンスも照れてしまう。パーンは空いているもう片方のベッドのほうに入った。

 正直なところパーンは、このかわいいウォーレンスを今すぐ抱いてしまいたいが、かなりこじらせてしまっているためにそのような勇気など出なかった。

「(はあ、落ち着け俺……)」

 一方で、ウォーレンスは動揺を隠せないでいた。キスのことは本気だったのだろうか、だとしたら奴は自分を好いているのか。それともただ本当に酔っただけだろうか。さっさと布団に入ってしまったものの、全く落ち着かず眠れなくなっている。その上自分の増した熱のせいで布団の中が暑い。

「(あの感じだと俺が抱かれるのか……? あいつはいいのか相手が男で……??? なんなんだ……妙に色気出るようになって……)」

 ぐるぐると思い出してしまうせいで、ウォーレンスはどんどん恥ずかしくなっていく。体も熱い。

「(いっそ酔った勢いでやってしまったほうが……ああいや、それはおかしいな焦りすぎた……だ、だが……ッッッあ~~~~っっくそ……)」

 自分でも、らしくないと思いつつも、思い出したり想像するだけで恥ずかしさで爆発しそうになる。

「(……パーンは……)」

 もぞ、とウォーレンスが動く音に反応して、パーンは瞑っていた目をゆっくりと開く。ウォーレンスはベッドの横に立って、パーンの名を呼んだ。パーンがウォーレンスを見たことを認識するとパーンのベッドに手をついて顔を伺った。

「……お前は……俺と、“そういうこと”をしたいか」

 躊躇いがちにウォーレンスがそう問うた。パーンがゆっくり起き上がり、目線を合わせる。

 彼の、冗談、なんて笑った顔はとてもそうではなかった。パーンがキスをしようとした本当の気持ちを、打ち明けてほしいと思った。

「……」

 パーンは無言のまま。ベッドに手をついていたウォーレンスの手の片方を引っ張る。つられてウォーレンスの膝もベッドに乗った。

「ぱ、パーン……っ」

 ぐっと抱き寄せてやるが、ウォーレンスは伝わるくらいに心臓を激しく叩いても、拒もうとはしなかった。パーンはウォーレンスの後頭部に手をやり、顔を寄せる。

「っ、ん、ふ……は」

 くる、と回転してウォーレンスを覆う形になる。ウォーレンスの脚をあげてやると、恥ずかしそうに顔を手で隠した。

「あた、てる……」

「あててんの。お前もちょっと勃ってんじゃん」

 ウォーレンスはうう、と唸って、顔を手で覆ったままそっぽを向いてしまう。それでも顔の真っ赤な色はまったく隠せていなかった。

 ウォーレンスの股のふくらみを、つうっと指先で触れてやる。彼の体は小さく跳ねた。

 顔を隠す腕を取って、ウォーレンスの顔の横にやる。露わになった彼の顔はパーンを見つめる。彼の震える唇にパーンは唇を合わせる。舌を入れ、ウォーレンスの口内を犯す。食べるように、味わうように。口を離すと、心なしかうるんだウォーレンスの瞳がパーンを見た。すっかりとろけた瞳と、熱っぽく息を切らすウォーレンスの姿に、パーンの理性も限界が来ていた。

「ちょ、わ、っひ、う」

 服の下にパーンの手を滑り込ませて、ウォーレンスの肌に触れる。触れると彼の体が熱く火照っているのがすぐにわかる。

「っんぁ、パーンッ、ふく、しわなるっから、ぬがせ、ん」

 欲情したウォーレンスの体は、少し手が触れるだけで反応してしまっている。

「……いいけど、それ、誘ってるってことでいいか?」

「~~ッ!!」


「ウォーレンス、ここ、いいのか」

 指を食む彼の後孔は、指を動かすたびに潤滑液が音を立てた。はじめは痛そうにしていたが、少し慣れてきただろうか。

「っあ、ん、んえ……?」

 気持ちいいのかどうだろうか、時折体を跳ねさせるのが愛おしい。

「ッア、んあっ」

「ウォーレンス……」

「っあ、ん、んんっ、い、から、ぱぁんッ、もっう、いれ、んあっ」

 抱きつくようにウォーレンスはパーンの首に腕を回す。ぎゅ、としがみついて、とろけた瞳がパーンを誘う。

「ッ……いれるぞ……」


「朝になっちまったなあ……」

 ふああとあくびをして、明るくなり始めた窓を見やる。窓を開けると、少し冷たい風が吹いた。

「髪、ちゃんと拭かないと風邪引くぞ」

 まだ湿ってるじゃないか、と隣にやってきたウォーレンスがパーンの髪に触れてそう言った。ねむいからいいと面倒臭がるパーンに、だめだ、と軽くとがめる。こっちに座れと言ってパーンの腕を引っ張ってベッドに座らせる。

「強引かよ」

「お前よりはマシだ」

「んー? さっきのはお前から誘ってこなかったか?」

「ッ……てない………」

「ん?」

「……誘ってない」

 誤魔化すようにウォーレンスは、パーンの頭に乗せられたタオルでがしがしとパーンの白い髪を乱す。はいはいと笑うパーンに、ウォーレンスは不満げな様子で口を尖らせる。

「これでいいだろう」

 ウォーレンスが、三つ編みはするかと聞くと、してくれるのかとパーンが言うので、せっかくだからなと返して長い髪を丁寧に梳かしはじめた。

「お前器用だよなあ」

 髪に関しては姫のこともあるのでウォーレンスにとっては慣れているほうだった。

「お前に褒められるとむずむずするな……」

「ふ、なんだそれ。かわいいって言うと中締めて喜ぶくせにいいいいででででで」

「なんだって?」

「いてー……髪抜けた? 抜けてないよな?」

「さあ、どうだろうな」

 黄色のリボンで最後を縛ってやる。髪が長い分、達成感がある。

「ん、できたぞ」

「おー、さんきゅウォーレンス」

 振り返ったパーンは嬉しそうに笑顔を見せる。顔が向かい合ったかと思うとすぐに、ウォーレンスの頭部が引き寄せられてふわっと軽くキスをされる。

「ッッ……」

「ふはは、またしような」

 くしゃ、とウォーレンスの髪を撫でるパーンは、楽しそうにまた笑った。赤面しつつもウォーレンスは小声で、そうだなと零した。

「……ぉ……おお……」

「言ったお前が照れるんじゃない」

 パーンは嬉しそうにしてもういちど、ウォーレンスの唇にキスをした。