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FanFic 8⚔️ ⚠️

2024.06.19 12:51
次の時には甘いキスをしよう【パンウォ】

20190714


⚠️このページにはNSFW作品(ゾーニングを必要とするセンシティブな作品)を含みます。

なおこの場においてNSFW作品とは、

・リップキスの表現

・性交渉の表現

・デリケートゾーンに関する性的表現

・性的観点を目的とした露出の表現

・性的ととれる言葉の記載

などを指し、その基準は当サイト管理者によって判断されます。また世情によって基準が変動する場合があります。

このページのNSFW作品を含む当サイトすべての作品は存在する団体や人物等とは無関係です。人権侵害および犯罪行為を助長するものではございません。


⚠️このページにはNSFW作品を含みます。

以下本文


※性的描写

暴言・暴行を含む場合がありますが助長する目的ではありません。

あくまで二次創作です。

原作様を侮辱する目的等はございません。

ちょっとだけ無理矢理の要素がある。


「……ダブルベッドしか、ない、ですか……」

 宿屋の受付で悩みこむ男。ツインの部屋が一部屋と、ダブルの部屋が一部屋のみ空いているということだから、一行の四人が二人ずつに分かれて部屋に泊まることになる。ぐぬぬと葛藤していると、受付の者が申し訳ございませんと謝ってしまった。

「そんなに嫌がるとパーンもかわいそうじゃないですか?」

「えっと……私とポロンがそっちの部屋でもいいよ?」

「それは絶対にだめです」

「じゃあパーンとダブルのお部屋にする?」

「それは絶対にいやです……」

「だめじゃん!」

 ちらりとパーン見てみると、面倒くさい、どうでもいい、とでも言いたげに肩をすくめている。こんなに悩むのはお前が原因なのだぞとウォーレンスは心の中で文句をつけた。

「……わかりました。すみません、その部屋で良いです」

 やむなく了承すると、受付の人から部屋の鍵を渡された。



 ウォーレンスは先に風呂に入り、風呂から戻ればさっさとベッドに潜り込んだ。ウォーレンスの体はベッドの端に寄っている。避け方が甚だしいように思うが、ウォーレンスのそれには理由があった。


 一つ前の町で宿に泊まった時、同様にミコトとポロン、ウォーレンスとパーンで二つに分かれて部屋に入った。その時はどちらの部屋もベッドは別々だった。

 しかしその夜中。なんとなくウォーレンスの目が開かれた時、ウォーレンスの隣から聞こえる息は激しく、時折声が混ざっていた。粘膜の音が聞こえて、ウォーレンスは隣を見るまでもなく、なにが行われているのかを理解した。彼は思春期の頃だろうからと、ウォーレンスはそれ自体はあまり気にすることなく、また眠りにつこうとした。

「ッ……あ……ぅ……ウォー、レン、ス……ッ」

 一瞬、ウォーレンスは自分が起きてしまっているのがパーンに気づかれただろうかと思った。だがそれは違く、パーンがウォーレンスを”使って”いることを察した。パーンが言葉を発したのはウォーレンスの名を一度呼んだだけで、それの意味が好意からなのかどうかはわからなかった。もし。もしそれが自分への好意によるものならば、彼は抱きたいと思っているのだろうか。


「(パーンが風呂に入っている間に、さっさと眠ってしまおう……)」

 ダブルベッドの端っこで、もやもやとしながらきゅっと目をつむる。



 くすぐられるようなふんわりと触れられる感覚で、浅い眠りにいたウォーレンスは目をぼんやりと開けた。意識ははっきりとしていなかったが、何かが腹部を撫でている気がしてだんだんと目が覚めてきた。何か、と思ったそれはパーンの右手であり、その手はウォーレンスの服をめくりあげて直接、肌を伝う。

「な……パ、パーン……?? ね、寝ぼけて、いるのか……?」

 ウォーレンスの問いかけを無視して、ベルトに手をかける。焦ってそれを静止させようとパーンの手を抑えれば、案外、静止の手に抵抗してくることはなく、パーンの強引な手はすぐに大人しくなった。正気に戻ったかと安心したのも束の間。首筋をざらりとあたたかいものが撫でた。突然の感覚にぞわっとして体が跳ねる。戸惑うウォーレンスに構わず、続けて首筋を伝い、耳まで到達した。

「っひ……!? やめっ……!」

 驚いて逃げようとしても、もう片方の手がウォーレンスの頭を抑えてしまって逃げる事は叶わなかった。いやらしいほどの水音が耳の中を響き渡って、ウォーレンスの体は感ぜざるを得ないでいる。

「……っん……ひ……ぁ……っ」

 だんだんと声が漏れてきて、体も震えてしまう。パーンを抑えていたウォーレンスの手の力がゆるみ、気づいた時にはすでにベルトがパーンによって外されていた。

「っや、め……なんっ、で……」

 火照りはじめたウォーレンスのそれにやわく触れる。ウォーレンスは嫌がって逃げようとして、ベッドのさらに端へ寄る。するとすぐに、頭を抑えていたパーンの左手が、ウォーレンスの体とベッドの隙間を通り抜けて胴をがっしり捉え、パーンのほうへ寄せ直してしまう。そして獲物を捕獲した肉食動物みたいに首筋に噛み付いた。驚いてまた声が漏れるが、すぐに両手で自分の口を塞いだ。

「……なあ。お前……俺のことが嫌いか、ウォーレンス?」

「っは……ま、まて……っなんか、あたって……」

 パーンに抱きしめられる形で寄せられた時、ごり、と腰のあたりに硬いものが押し付けられた。

「あんまり、拒絶されると……流石に傷つく」

 押し付けられたものがなんのなんであるかは、すぐにわかった。以前の夜中の時のことも、今日のこの時の意味も。そしてそれらの意味するところは、パーンが寝ぼけて無意識にしているわけでも、女性と間違えているわけでも、単に性欲処理というわけでもない。

「なあ……ウォーレンス……少し、だけでいい……」

 パーンの体はべったりとウォーレンスの背中にくっついて、離したくないと腕でウォーレンスの体を拘束する。

「好きだ、ウォーレンス……」

 消えそうな声だった。拒絶を怖がりながら絞り出した言葉だった。

 パーンはウォーレンスの返事も待つことなく、ウォーレンスの肩をベッドに押し付けて伏せさせ、その上に覆いかぶさる。ウォーレンスはズボンを脱がされて軽く勃ったペニスが露わになった。パーンもズボンを脱ぐと反り立って構えるそれが現れる。

「ッま、まって……や、やめ……やだ……っ」

「いれない、から……あんま煽られると、だめになるから……黙ってな」

「煽ッ!? ちが、ほんとにやめ……んんッ!?」

 静止の声は聞き入れられることなく、それどころか喋ることを妨げられた。口を塞いだパーンの左手は、指をウォーレンスの口内へ侵入させた。舌を掴んでやると唾液が溢れ、呼吸しづらそうに息を荒らした。後ろから耳を舐めてやると声を漏らして小さく震えた。パーンが自分のペニスをウォーレンスの股の間に通せば、口内に含むパーンの指を噛んで抵抗した。

「なあほら……ちゃんとはさんで」

 ウォーレンス、と耳元で呼ばれると体を跳ねさせて反応する。観念して抵抗を諦め、脚を締めて性器を重ねる。硬いそれが擦れて、やわく勃っていた自分のものが熱を持って硬化していく。

「……ッ、ふ……ウォーレンス……っ」

 発情期の獣みたいに被さられて後ろから刺激を受けるのは、実際には挿入されていないのに無理に犯されている感じがして恐怖した。おかしくなりそうだった。それにも関わらず、体中の熱と硬化したそれが、ウォーレンスの興奮を露わにしている。

「……ッく……あっつ……」

 パーンは自分の服を脱ぎ捨てると、ウォーレンスを向かい合わせに座らせて足を絡ませる。そしてウォーレンスの服も脱がせてベッドの外に放った。性器を合わせて手で擦ってやると、ウォーレンスはパーンの首元に顔を埋めて声を抑える。

「ッんん……ふ……んん、ひ、ぅ……っ」

 声を抑えきれず、パーンの耳元で喘ぐのだから、パーンの性欲はいっそう煽りたてられる。パーンの理性は失われかけていた。ウォーレンスを倒して無理矢理唇を合わせ、強引に舌を入れれば犯すように口内を貪った。口を離してみると、息を切らして紅潮させた顔がパーンを見る。細く、ぼんやりと。扇情的なその目線は、彼の理性を壊した。右手は吐き出た液体を伴ってウォーレンスの後孔に触れる。指は液体により滑らかに中へ侵入する。

「ッッ!!? っひ、やめ……おい!」

 驚いたウォーレンスが足で蹴って抵抗する。しかし体勢の問題で蹴り飛ばせるほど強く攻撃できず、結局、両脚を抱え抑えられてしまう。

「ッや……う……いれ、ないって……ひ、ぅ……やめ……ッ」

 徐々に指の本数を増やしていくと、痛そうにしておとなしくなった。

「ぱ、ぱあん……ッやめ、て、くれ……」

 紅潮した肌と、潤んだ瞳。怖がって震える手が、パーンの肩を掴んで弱く抵抗する。怖がって震える声が、パーンの名を呼んで弱く抵抗する。

「ウォ、レンス……ごめ、ん」

 強引で、犯すようなひとりよがりなキス。抵抗を無視してバージンをやぶれば、痛そうに唸るウォーレンスが一層涙を溜めた。彼のいたるところをキスして、必死なほどに彼を食らう。

「ウォーレンス……っ」

 何度も名前を呼んで彼を食らう。



 シャワーを止めて風呂から出る。洗面所で体を拭いたら、下着を履いてシャツを着る。茶色の髪にタオルを乗せて丁寧に拭き取っていく。少し残る体の痛みは、自分に与えられたものの現実を突きつけ、ウォーレンスの頭を悩ませた。

 ベッドの中で緑色の目をぼんやりと開く。不自然に空いたベッドを見て、事に気付いて飛び起きる。なにかを探して音のする風呂場へ向かう。ウォーレンス、ウォーレンスと不安げな感情を顔に表す。

 ノックもなしに勢いよく洗面所の扉が開かれる。不安げな顔がウォーレンスの名を呼んだ。

「お……う……そんな切羽詰まった顔しないでも」

 服も着てから来い、とウォーレンスは軽くなじる。

「体、いたくないか」

「……まあ誰かのせいでな」

「俺のこと、きらいか」

「それは、べつに……」

「あんな風にされてもか」

「……嫌われたいのか?」

「……」

「あのなあパーン」

 近くに寄ってパーンの体にタオルを巻いてやる。そのときに彼の目が潤んでしまっているのが見えた。泣きそうだなと軽く笑ってやると、うるさい、と返して涙を一つ零した。ウォーレンスは彼をなだめるようにして頭を撫でてやる。

「無理矢理するのは良くないぞ。いれないから、と約束もしていたのに破っただろう」

 こどもに対応するみたいに優しく叱る。泣きそうな顔なんてするものだから、世話焼きが出てしまうのかもしれない。

「きらいか?」

「あんまり嫌いだったら今お前を殴ってるだろう」

「……タコ殴りでか」

「殴ってやろうか?」

 撫でていた手がぎりりと頭を掴むと、パーンがいたいと笑った。

「お前も服を着ろ。次は……い、いや、なんでもない」

「……次は、なんだ? また、してもいい、のか?」

「いや、ちが、んん、ええと」

「ふ……次は? なんだって?」

「う……くそ……次、は、優しく、してくれ、パーン」

 恥ずかしそうに手で顔を隠す。パーンはその手をどけて、今度は嬉しそうな顔でキスをする。味わうように何度もキスをする。甘く、溶けるような柔らかいキスを。