クスコ(後篇)
クスコ2日目。標高3400Mの町に滞在しています。
高山病対策として大事なのは深呼吸。横たわると呼吸が浅くなるので高山病の時は辛くても体を起こしていた方が良いのだそうです。ということは寝ている間に高山病になったりする?夜の間に息苦しくなったらやだなーと思ってましたが無事に朝を迎えられました。ホテルの朝食も美味しいし平和な幕開けです。
まずは太陽神殿を観光。外から見た感じと、中に入っての印象は、どこが神殿なのかな?でした。中も外もヨーロッパ風。ここはもともと神殿だった所を土台だけ残してスペインが改築したもの。1階ではその土台部分やインカ時代の石造りの壁を見ることも出来ます。
観光客いっぱいでびっくりしました。
2階は上がるの大変だからか(すごい息切れするので…)人が少ない。
建物の裏側には庭が広がっています。
この後はゆっくり博物館を見たりぶらぶらして、体力が残っていたら展望台Mirador de Plaza Sán Cristobalへ行ってみる予定。GoogleMapで展望台の先に遺跡を見つけて、そこもありかな~と地球の歩き方を見たら「その遺跡周辺は治安が悪いので個人では行かないように」とのこと。ガイドブックの情報大事!危なかった。
さて博物館に行こうか…、なんと入り口が閉まっている!今日は5/1、メーデー。旅行中にメーデーがあることは知っていたけど、うっかり忘れていた。目指していたところは諦めて、アルパカ製品のブランドショップに併設されたミュージアムMundo Alpacaへ。
アルパカの80%以上がペルーに生息しているらしい。ショップで特に気になったのは毛糸!中学生の頃編み物にはまっていて、今も続けていたら絶対買っただろうな。他のお店でもキレイなグラデーションや撚り合わせた毛糸が売られていて、編み物する方は絶対お買い物リストに入れておいた方がいいです!
いざ展望台へ。アルマス広場を離れて坂を登り始めると急に人が少なくなって少し不安になるけど、所々に警察官が配備されていて、ちゃんと観光地は警備されているんだなって思いました。
展望台への階段はきつい!地図で見ると大した距離ではないけどあっという間に体力が削られる。途中でゲストハウスに展望レストランがあるよとの看板。帰りはここに寄ることにしました。
休み休みなんとか到着!本当にきつかった…。標高3400Mを体感。クスコの町を見下ろしながらしばしのんびり。
先ほどのレストランに寄る前に、少し寄り道してキレイな通りが人気というSiete Borreguitos 通り(Sieteは7なので、7 Borreguitosと書いてあることも)に寄りました。私はこの階段を上り下りする気力が無くて上から眺めるだけにしましたが。こういう花の飾り方、スペインのコルドバを思い出します。
その後CUSCO VISTA GUEST HOUSEのレストランへ。本当に見晴らしの良いテラスがあって、かわいい猫ちゃんもご挨拶に来てくれました!前菜とメインのセットが20ソルと安い。レストランの人もとても親切で楽しいランチタイムでした。展望台まで行かずともここから広場を見下ろせます。しかし高台にあるゲストハウスに泊まるって相当体力いるなあ…。
ここでお買い物タイム!!
アルパカのポンチョが欲しくて、品質の良い製品を作っているお店を中心に回りました。安い物はウール混の事もあるらしく、せっかくペルーまで行くので本物を買いたい。アルパカミュージアムを運営しているブランドの系列店で一枚購入。ちょうどセール期間で素敵な色合いのものを40%OFFでゲット♪店員さんも親切で良かったなー。冬が待ち遠しい!
夕食はアルマス広場近くの少し高級なレストランA Mi Maneraへ。翌日はリマへ戻るので、マチュピチュ周辺最後の夜です。 Té piteado というピスコが入ったカクテルを注文。温かくてスパイスが入っていてホットワインみたいで美味しい!お店の人にスペイン語で「これはカクテル・カリエンテ(温かい)ですね」と言ってみたら合ってたみたいで喜んで反応してくれて嬉しい。
メインのロモサルタードには普通のご飯が付いてきて日本っぽい。ペルーの食事は全体的に日本人に合う味付けな上に洗練されていてすごいレベル高いです。
最後に広場周辺を歩いたらこれで本当にクスコ観光は終わり。翌朝午前中の便でリマへ帰ります。リマに戻ったら本当にペルー旅が終わってしまうので名残惜しいです。心残りはたくさんあるけれど、また次回訪れることを夢見て。