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そらとり神経調律専門サロン

旅の途中?

2024.06.23 00:56

自分だけの花をどこで咲かせようか、まだ旅の途中でしょうか?

探し求めて歩き続けるのもいいですね。

もしかしたら、遊牧民だったころ、ジプシーだったころ、あるいは巡礼者だったころの余韻を今楽しんでいらっしゃるのかもしれません。


ここじゃないどこかを探し求めるのも楽しいものです。

かつての僕も、26歳のときに日本を出て、12年もの間、メキシコを中心に中南米を歩き回っていました。

今の僕のアイデンティティを支える、かけがえのない体験です。


ここで、心理的な観点を加えて見てみると、主に周産期において周囲の環境があなたにとって居心地が悪いと、この地上にちゃんと着地することができずに、少し浮足立った状態で過ごします。


その後の体験や出会いによって、徐々に「着地」してくることもありますが、まるで根無し草のようにその場にとどまることができずに、住む場所や仕事を転々としたり、理想の桃源郷を求めるあまり、気持ちの面でも「今ここ」に落ち着いていることができない、という状態が長く続くことがあります。


その場合、周産期、愛着に特化したトラウマ療法が改善の早道です。


よく、「「今ここ」の感覚がつかみにくい。」、「グラウンディングができない」などという声が聞こえてきますが、もしかしたらその原因ははるか昔、まだ赤ちゃんだったころかもしれません。


よく、「1人でなんとかします」って人がいます(僕もそのうちの1人です。。(笑))が、これも実はトラウマ反応の現れらしいです。

周産期や愛着トラウマにおいて、「誰かと一緒にいて安心」「見てもらえてる」「聴いてもらえてる」「感じてもらえてる」っていう体験が欠落していてトラウマになっているわけで、癒しの過程において必ず「相手」が必要なんです。


関係性が良好なパートナーや、深いつながりがある友人などがいると、徐々に癒されてくることもあるかもしれませんが、相手もトラウマを抱えている場合、そこが共鳴してしまってお互いにしんどくなり、関係性が危うくなることもあり得ます。

そういった点から、専門のセラピストとの間で進めていった方がいいのです。

最近は、愛着に関する情報は本やネットで手に入りやすくなりましたが、周産期はまだまだ少ないようですね。

相性のいいセラピストとのいい出会いがありますように。


で、「今ここ」というのは、最近のマインドフルネスの影響もあって、多くの人が知るようになりました。でも深いレベルで、「今ここ」を生きている人はどれくらいいるでしょうか?

「今ここ」というのは、過去でもない、未来でもない、「今」です。あっちでもない、どっちでもない、ここです。過去の失敗からくる恐れからも、まだ来ぬ未来への不安からも解き放たれていて、今、自由です。

パワースポット巡りもいいですけど、最大のパワースポットは「今ここ」、自分の中心です。「呼ばれたから」といって神社巡りするのもいいですけど、「今ここ」からでもその神社と繋がれます。


今世の課題によって最終目的地は各々違ってくるのでしょうけど、もしまだはっきりと見えていないなら、今いるこの場所で、最初の花を咲かせてみるのもいいかもしれません。そのために集中するんです。過去にも未来にも理想郷にも目をくれず。。今、与えられているこの場所で、自分の手が届く範囲で行動に移すんです。

動くと、周りも変化します。花を咲かせる栄養素が自然に集まってきます。時間はかかるかもしれないけど、そのときがくれば花は咲くでしょう。


そしたらね、しばらくその花を楽しんでください。

もし、あなたが望むなら、その花から風に吹かれて舞うタネが、次の場所を示してくれるかもしれません。


最終目的地を、「今ここ」に定めてみる、これを選択肢の中の1つに加えてみるのはいかがでしょうか?

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